身近な話題を投稿してみよう!

星に願いを。二本の笹飾りに紙衣、生野町口銀谷で七夕まつり|朝来市

銀谷の七夕

鉱山町の景観が残る朝来市生野町口銀谷の各施設で現在では珍しい、二本の笹飾りの間に紙衣を吊るす七夕飾りが飾られる「銀谷(かなや)の七夕」が2022年7月9日、10日の二日間開催。

鉱山町を散策しながら、七夕の風情をお楽しみ下さい。

画像:©朝来市観光協会生野支部

銀谷(かなや)の七夕

銀谷(かなや)の七夕

日時2022年7月9日(土).7月10日(日)
9時~17時
場所朝来市生野町口銀谷周辺
料金無料
主催生野まちづくり工房井筒屋
079-679-4448

七夕かざり「紙衣」

古代中国に始まり、奈良時代の貴族社会に伝来した七夕祭りは、反物や針や色糸を供えて織物や裁縫の上達を願う「乞巧奠(きっこうでん)」という儀礼でした。

「乞巧」は陰暦七月七日の行事で技工、芸能の上達を願う祭で日本では奈良時代以降、節会としてとりいれられた後、民間にも普及して現在の七夕行事となっています。

七夕飾り

京都では、明治時代の中ごろまで、裁縫の上達を願い「七夕さん」と呼ばれる紙衣を仕立てて笹に飾るという文化があり、紙衣を仕立てることで着物の仕組みを知ることができ、紙衣を大事にタンスに入れておく事で衣装に恵まれるという言い伝えもあったといいます。

生野の七夕紙衣

兵庫県朝来市生野の七夕紙衣は千代紙の色や袖の長さ、帯の結び方などで男女を区別し、彦星と織姫に見立てる家庭もあり、織物や裁縫の上達を願った七夕の原点を伝えるものと考えられる、と日本玩具博物館。

紙衣が七夕飾りの中心におかれる構図は全国的にもめずらしく、生野以外では、大塩や的形、白浜、曽根など播磨灘沿岸地域でのみ見ることができます。(チラシより)

COMMENT

妖精が顔出すパンケーキ専門店「こびとぱん福崎店」
広告掲載・ITサポートのお申込
タイトルとURLをコピーしました