場所
〒679-2415 兵庫県神崎郡神河町福本528
概要
播磨国主で姫路城を築造した池田輝政を父、徳川家康の次女督姫を母とする三男松平輝澄の嫡男政直が興した、福本藩の御殿跡です。
大正二年に大歳神社が遷座されて、小規模ながらも池泉回遊式の大名庭園の一部が保存されました。寛文三(1663)年に造営された福本陣屋の縄張りは、南北約600m、東西約450mの範囲を占め、陣屋の西に但馬街道を通し南惣門と北惣門の関所を設けました。街道筋には町家が並び、藩士の住む屋敷町とは南北500mの竹薮と竹矢来で区切り、二ヶ所の切り通しで表・裏の御門通りを開き番所を設けて通行させました。 平成13年10月に町指定文化財に指定されました。
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