兵庫県では、公立中学校2年生を対象にした「トライやる・ウィーク」が平成10年度から実施されています。
この活動は、阪神・淡路大震災や神戸市須磨区の痛ましい事件を背景に、県民全体が関与する教育の象徴として始まったもので2024年、神崎郡3町では、6月3日から7日(※一部は8日まで)の日程で行われています。
福崎町駅前観光交流センターでは、5月末に設置されたインフォメーションボードの掲示物の張替え作業、来館者への対応、レンタサイクルの確認作業などが行われていました。
まだ活動の2日目ということもあり、参加した生徒たちは商品の名前や陳列の難しさに直面している様子でしたが、普段から買い物で訪れることもあるという観光交流センターでの体験を通して、少しずつ慣れてきているようです。
コロナ禍の影響で、子どもたちの生活様式や学習環境が大きく変化する中、その意義はますます高まる「トライやる・ウィーク」。
実際の社会や自然の中での体験活動は、オンライン授業では得られない実践的な学びの場を提供します。このような体験を通じて、生徒たちは自身の成長を実感し、将来に向けての自信を深めていくことでしょう。
このような取り組みが、地域全体での教育の質を高めるとともに、子どもたちの未来を支える基盤となることが期待されます。
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