福崎町(兵庫県神崎郡)エルデホールで9日、令和6年新年交礼会が開催され、福崎町関連機関や団体、経営者協会員のトップなど約110名が年始のあいさつを交わしました。
冒頭では昨年来、話題となった手話ダンス甲子園の出場チームが登場。
福崎町役場職員で構成されるチーム「YKB∞」と福伸電機株式会社の若手従業員チーム「Team FUKUSHIN」の2チームが手話ダンスを披露し、会のスタートに華を添えました。
福崎町尾﨑町長は冒頭の挨拶で、「能登半島地震の犠牲者のご冥福をお祈りしますとともに、復旧作業に当たっていただいている皆様には心から感謝とお礼を申し上げます。福崎町としても石川県珠洲市をしっかりと支援をしていきたい」と述べ、災害支援への意欲を示し、また、福崎町が安全、安心に暮らしていける町として住民とともに街づくりを進めていきたいと話しました。
「実質的な賃金の上昇と緩やかな物価上昇により、日本は成長していく転換の年」と語り、商工会としてもデフレ脱却に向け、生産性の向上や様々な取り組みを行う中小企業の支援活動を強調したのは福崎町商工会の大井会長。
昨年には福崎町と団体での災害協定を締結した、福崎町経営者協会 三森会長は「経営者協会としてもできることを協力していく。(経営者協会員へ)災害対処の準備もお願いしたい」と述べ、積極的な災害支援への姿勢を示しました。
能登半島地震への言及が多くみられた令和6年新年交礼会は、地域の団結と協力の気風を感じさせるものとなりました。
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