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朝来バイオマス発電所、大東建託へ事業譲渡

朝来バイオマス発電所、大東建託へ事業譲渡

木材価格の高騰「ウッドショック」の影響で2022年12月24日に発電が停止されていた「朝来バイオマス発電所(朝来市生野町真弓)」が大東建託株式会社への事業譲渡が発表されました。

電力は西日本エリアでの自社グループ事業所に供給予定で2024年度中の稼動を目指します。

朝来バイオマス発電所は官民連携での林業の活性化などを目的とし2016年12月に運転を開始した発電所。

発電所を関西電力グループが、燃料供給センターを兵庫県森林組合連合会が運営していましたが、木材価格の高騰「ウッドショック」の影響を受け燃料となる木材チップの供給を担う兵庫県森林組合連合会が事業撤退を申し入れ、2022年12月24日に発電は停止されていました。

事業譲渡の検討が行われていましたが、このたび大東建託株式会社との事業譲渡契約が締結。2024年度中の稼動を目指します。

「太陽光発電では日中の電力しか確保できない点に比べ、バイオマス発電は24時間安定発電が可能なため、夜間の電力も確保することができます。また、当社が市場に供給する建物の9割が木造であり、木材を多く利用する企業として、日本の森林資源を活用したスキームは事業との親和性も高く、当社の目指す森林保全・国内林業活性化にも貢献可能」と大東建託株式会社。

RE100(企業が自らの事業の使用電力を100%再エネで賄うことを目指す国際的なイニシアティブ)に加盟している大東建託株式会社では2040年までに、事業活動で消費する電力を100%自社発電の再生可能エネルギーにすることを目標として掲げており、発電所の再稼働後、発電電力を西日本エリアでの大東建託株式会社グループ事業所に供給する予定となっています。

本発電所で発電した再生可能エネルギーを利用することで、グループにおける再生可能エネルギーの国内導入率は50%に達する見込み。

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