3月19日(日)、八千種小学校(兵庫県神崎郡福崎町)下駐車場を会場に、余田区と南大貫区の改修後の屋台のお披露目式が実施されました。
改修は文化庁の令和3年度補正予算「地域の伝統行事等のための伝承事業」総額65億円の一部を活用したもので、自治会や保存会などが改修案を手がけ、お披露目のハレの日を迎えました。
余田区では早朝より、氏神神社である余田大歳神社にて入魂式が執り行われ、地区内を巡行。屋台を一目見ようと出迎える高齢の方も改修した屋台の美しさに誇らしげな様子。
南大貫区と合流後、お披露目式の会場となる八千種小学校下駐車場へ連なって向かいました。ともに改修直後ということもあってか、このタイミングでしか見られない白木の屋台。
会場では互いに屋台を練り、差し上げ、会場は大いに盛り上がりました。
式典に参列した 末松 信介 参議院議員は「(伝統屋台が改修されたことで)明るい町になっていくと思います。お祭りは世代を超えての大きな力。これからの地域の発展を願っている」とコメント。
加田 裕之 参議院議員は「屋台の提灯の阿吽の龍の”阿”は宇宙の始まりをあらわす。みなさんと一緒になって、しっかりと始まりを意識して(伝統を)継承していきたい」と話しました。
また福崎町尾﨑町長は「屋台は播州地方のすばらしい伝統文化。地域コミュニティの希薄化が叫ばれる中、屋台は子供から高齢者までをつなぐ地域の絆として大きな力になると期待している」と言葉を寄せました。
次ページ:動画「お披露目式の様子」(17分42秒)
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「福崎町で屋台大改修お披露目式が実施。弥生の空も晴れ晴れ「ハレの日」」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。