ホームページという言葉は本来インターネットを見るときに使うアプリケーション(Chrome、Safari、Edge、IE)を起動した際に表示される最初ページのことですが最近ではウェブサイト自体を指す意味にもなっています。
ちまたに溢れかえるホームページ(※以下ウェブサイトと変換して下さい)ですが表現したいこと、やりたいことによって機能は様々。いざホームページを制作するとなると専門の人員を確保していればまだしもなかなか普段の業務の合間に作っていくことは大変です。
今回はホームページを作成したい、とお考えの企業様、ショップ様向けにホームページ制作、作成の価格の内訳とコストを下げるにはどうするか、ホームページ制作をはじめる前に考えておきたいことをかんたんに。
ホームページを作る前に考えておきたいこと。
一概にホームページと言っても目的によって種類は様々。作りたいホームページはどんなホームページですか。
- コーポレートサイト(事業の名刺代わりに)
- ブランディングサイト(商品・サービス紹介)
- ECサイト(オンラインショップ※通信販売サイト)
ホームページを作る目的
どんな種類のホームページにするのか
誰に見てもらうのか
ホームページ制作の相場
1.オリジナルデザインで制作を依頼 | 25万円~100万円以上 |
2.テンプレートデザインでの制作を依頼 | 5万~10万円 |
3.WordPressの設置を依頼 | 3万円~ |
4.テンプレートのカスタマイズを依頼して制作 | 20万円~30万円前後 |
5.通信販売サイトの制作を依頼 | 50万円以上 |
6.独自システム(CMSなど)の構築を依頼 | 100万円以上 |
これだけ見ると結構金額に幅がありますよね。他社と差別化を図るためにオリジナルのデザインで制作するとやはりオーダーメイドということで費用は高くなります。
また独自機能や商品販売機能など実装した場合も画像やテキストを掲載できる機能と比べ費用は高くなります。
一番費用のかかるホームページの作り方は「ただホームページが作りたい」という考えで制作を行った場合。打ち合わせや制作途中の変更でいたずらに時間がかかり費用が大きくなりがちです。「何を表現するか」「誰に見てもらいたいか」「どんな機能が必要か」を予め考えておくことでスムーズに制作が行えます。
完全に独自システム、独自デザインでホームページを制作すると独自性はもっとも高くなりますが時間と費用も最もかかることでしょう。
近年では制作会社も利用するWordPress(ワードプレス)というホームページ作成ツールのシェアが高く2019年3月には世界の全WEBサイトの30%がWordPressでできているというニュースも。
WordPressはCMS(コンテンツ管理システム※Contents Management System)のひとつ。
一から構築すると100万円以上はかかるCMSが無料で使えてしまうとあってはそのシェアの伸び率にも納得。また拡張性が高いこともあっていろんな機能が実装できることも魅力ですがデメリットとしてシェア率が高いため、セキュリティ攻撃に合いやすいことが挙げられますが適切に更新、対応をすることでリスクは減らすことが可能です。
当社では比較的安価に導入できるWordPressでのホームページ制作を行っています。インストールからカスタマイズ、ページ作成、公開までを社内でできる場合、時間と人件費程度+αで制作可能なWordPressですが自由度が高いこともあってある程度、WEBの知識は必要になります。
ホームページ公開に必要なもの
- WEBサーバー
- ドメイン
- 制作費(時間・人件費)
大きくはこれら。
WEBサーバー
ホームページを家と例えるならの家を建てるための土地のようなもの。土地(サーバー)の契約、確保が済んでいないと家(ホームページ)が建てられません。
ドメイン
「○○.com」「○○.net」といった固有の名前。家の表札といった感じでしょうか。独自ドメインでホームページを持とう、とお考えの場合は早めに取得してください。ドメインは世界にひとつなので早い者勝ちなんですよね。独自ドメインにこだわらない場合は「○○(○○は任意).サービス名.com」といったサブドメインでの運用や「サービス名.com/○○(○○は任意)」といったホームページを持つことが可能です。
ただサービス名が上位になるので正式にホームページを運用される場合は独自ドメインを取られることをオススメします。(※サービス名の○○という意味になる)
制作費(時間・人件費)
いわずもがな、といったところですが自分で家を建てるか住宅の専門家に依頼するか。
ホームページはある程度、知識があれば自分で作ることが可能ですが家で例えると鍵が無い家だったり玄関が無かったり、部屋があるけどドアが無い、といったことがあります。
一般公開までのおおまかな流れ
ホームページ制作までのおおまかな流れとしては土地(サーバー)を借りて家を建て(ホームページを制作)表札をかける(ドメイン取得)とイメージするのが簡単。
WordPressについて言えばより家(ホームページ)を早く作るためにある程度、家の外観や間取りができているようなもの。テンプレートを変更することで大きく見た目(内装)を変えることが可能です。ただ同じテンプレートを使うと同じ家になってしまうので特注でテンプレートをカスタマイズしていく、というのが一般的なように思います。
ホームページをどんなイメージにするか、どんなコンテンツ(カレンダーやブログ、お問合せ)を設置するか、どんな文章を用意するか予め考えておくだけでも作業スピードは大きく変わってくると思います。
ホームページを公開したものの
通常ホームページを公開したとたん何百、何万とユーザーがホームページに来る、ということはありえません。同じくホームページに商品を掲載したとたんに問い合わせが殺到、ということもありえません。
適切に公開したホームページを見つけてもらえるような設定だったり仕組み(SEO対策)は必要です。これらを実施していなくともホームページ自体はアドレス(URL)さえ分かっていれば閲覧は可能ですがそれで満足ですか?
作ったからには商品やサービスをよく知ってもらいたい、集客したい、情報を発信したいとお考えのはず。
- ホームページを持っているけど編集ができない
- 更新作業に手が回らない
- 機能を追加したいけどどうすれば?
- ホームページを作りたいけどどうすれば?
COMMENT
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