朝来市生野町黒川にある「黒川温泉」は隣の大明寺の花園から湧き出た温泉で炭酸水素イオンを大量に含むアルカリ性単純温泉。
美人の湯としても遠方から訪れられる方も。
兵庫県のまんなか神崎郡のすぐ上、朝来市生野町と言えば夏でも天然冷房ばっちりな「生野銀山」が有名ですが、黒川温泉へは未訪問。
行ってみたら、巨大な建造物がそびえていました。
銀山湖を通って
「銀山湖」は昭和47年に作られた人工の湖で、周囲は約12km、貯水量は1800万立方mという巨大なものですが、銀山湖自体は兵庫県のまんなかを縦断する国道312号から入ってすぐ。
ようやく到着
黒川ダム
黒川温泉に到着して
直線距離にして約400メートルですが目前になにやら巨大な壁が見えます。
黒川温泉 駐車場からの景色
上辺、堤頂長は325メートル。
堤高さ 98m!(とにかく巨大)
黒川温泉と言えば名物メニュー「ダムハヤシ」があるとおり、ダム近くというのは予備知識として持っていたはずなのですが、到着して思い出しました。
進撃の壁
進撃の壁だ!
その日人類は思い出した ヤツらに支配されていた恐怖を 鳥籠の中に囚われていた屈辱を(進撃の巨人 第1話 より)
有名なフレーズが脳裏をよぎります。この巨大な建造物からひょっこり巨人が顔をのぞかせたらどんんな感じだろう、なんて想像してみたり。
実際に進撃の巨人の作者「諫山 創(いさやま はじめ)」先生は故郷、大分県日田市の大山ダムを見て育ち、2020年11月の「進撃の巨人」像の除幕式では「ここで育たなければ、この物語は生まれなかった。」とコメント。
大分県日田市の大山ダムとは壁面の趣は異なりますが、間近でそびえる黒川ダムに衝撃を覚えることでしょう。
(衝撃を受けすぎて展望台へ行くのを忘れてしまいました。)
ダム、上から見るか?下から見るか?
兵庫県神崎郡内でダムと言えば神河町長谷の「長谷ダム」「太田ダム」。
「長谷ダム」は堤高102メートルと「黒川ダム」より高いのですが、下から見上げるというのはできず、上から見ることが可能。
「太田ダム」については側面から見ることが可能ですが、堤高は55.5メートルとなっています。
近郊のダム(参考)
長谷ダム
堤高 | 102m |
堤頂長 | 254m |
堤体積 | 553千m3 |
長谷ダム(神河町長谷)
太田ダム(太田第一)
堤高 | 55.5m |
堤頂長 | 175.3m |
堤体積 | 645千m3 |
黒川温泉
所在地 | 〒679-3341 兵庫県朝来市生野町黒川457−1 |
COMMENT
「【朝来市】高さ98メートル。進撃な壁が圧巻!黒川ダムを間近に|黒川温泉」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。