日没から午前0時点灯されている姫路城のライトアップが照明入替工事のため2023年3月24日まで休止中。
平成4年度(1992)に整備された姫路城のライトアップ設備ですが、老朽化が進行しており、再整備が不可欠な状況にあると姫路市。
※トップ画像:夜間ライトアップ無しの姫路城のイメージ
ライトアップの休止 | 2022年12月12日~2023年3月24日 |
今回の入替工事ではCO2(二酸化炭素)の排出を実質ゼロにする「ゼロカーボンキャッスル」の実現を目的にLED照明器具へ入れ替え行われます。
なお、照明入替作業に伴い、1月11日から24日の0時から5時までは三の丸広場が夜間閉鎖中。広場に続く大手門に手前の桜門橋(さくらもんばし)、裏手の喜斎門からの道にはゲートが設置されています。
また照射光は姫路城の白漆喰が最も美しく見える6500ケルビンの色温度で照射されることが決定しており、照明デザインは株式会社石井幹子デザイン事務所が担当。
三の丸広場が夜間閉鎖中
三の丸広場 夜間閉鎖 | 2023年1月11日~2023年1月24日 ※0時から5時 |
大手門につづく桜門橋(さくらもんばし)の閉鎖ゲート(1/14)
喜斎門からの閉鎖ゲート(1/14)
なお、ライトアップは休止中ですが0時までは従来通り縦断可能な三の丸広場内。
安全のための照明や、街明かりで「真っ暗」とまではいきませんが、点灯されていない姫路城天守を日没後みるのはレアかもしれません(0時以降は除く)。
1/14 18時ごろ
ライトアップ再開は2023年3月25日から
姫路城の「白」を際立たせる新照明は2023年3月25日(土)から。
当日は点灯式も予定されており、姫路城ファンならずとも姫路の夜がさらに輝くその日が待ち遠しいところです。
2022年12月のイベント時の天守群
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