兵庫県福崎町にある塗料メーカー、ロックペイント株式会社 福崎工場。
ここで育てられた「心あたたまる野菜」たちが、地域の福祉を支える大きな力となっています。
2026年1月20日、長年にわたる野菜の寄付を通じて障害者福祉の向上に貢献したとして、社会福祉法人 高岡の里福祉会より同工場へ感謝状が贈られました。
廃棄されるはずの「パレット」が、豊かな土に
この活動の始まりは、環境へのやさしさと地域への想いでした。
海外から届く原料の運搬に使われる「木製パレット」。以前は使い古されると産業廃棄物として燃やされていましたが、同工場ではこれに新しい命を吹き込みました。
- チップ化:古くなったパレットを細かく粉砕。
- 堆肥化:約1年かけてじっくり発酵させ、栄養たっぷりの土に。
- 地域へ還元:できた堆肥は町内の営農組合や学校へ提供され、給食の野菜作りにも貢献
工場内菜園「福崎ふぁーむ」での交流
工場の敷地内にある約100平方メートルの試験畑、通称「福崎ふぁーむ」。
ここでは、障がいを持つスタッフや高齢者、女性従業員など、多様なメンバーが業務の合間に協力して野菜を育てています。
これまでに収穫されたサツマイモ、ジャガイモ、ネギなどは、近隣の障害者支援施設「もちの木園」へも届けられてきました。
「おいしいと言ってもらえたら嬉しい」というスタッフの笑顔とともに届けられた野菜は、地域の人たちの心とお腹を満たしています。
「これからも続けていきたい」未来への想い
現在は人手不足の影響で菜園は一時休園中ですが、この取組を牽引してきた参与の祖父元(そふもと)さんは、「この活動を絶やさず、続けていきたい」と力強く語ります。
「SDGs」や「循環型社会」という言葉を、ただの目標ではなく、土に触れ、野菜を分かち合うという温かいカタチで体現しているロックペイント福崎工場。
一枚の感謝状には、企業と地域が手を取り合って歩んできた、優しい時間が刻まれています。









































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