【今年も運行！】西脇高校生デザインの「播州織」中吊り広告がJR加古川線に登場！

今年も、JR加古川線に心温まるデザインが花を咲かせます。

兵庫県立西脇高校の生徒さんがデザインした播州織（ばんしゅうおり）の中吊り広告が、2025年10月9日（木）から10月29日（水）まで、JR加古川線の全車両に掲示されます。

これは、地域の大切な交通手段である加古川線をみんなで守り、もっと利用しようという素敵な取り組みの一環で、今年で3年目になります。

「カコセンを愛そう」！地元の魅力あふれるデザイン

この素敵な中吊り広告をデザインしたのは、西脇高校生活情報科2年生の大野愛華（おおのまなか）さんと笹倉彩愛（ささくらあゆ）さん。

二人がデザインに込めたテーマは「さあ、加古川線（カコセン）を愛そう」。加古川線が走る沿線の魅力をたっぷり詰め込みました。

地元の花とキャラが登場

西脇市の花「しばざくら」と丹波市の花「カタクリ」をモチーフに、西脇市のキャラクター「にっしー」と丹波市の「ちーたん」も登場。パッと見ただけで、沿線の明るい雰囲気が伝わるように工夫されています。

電車内を明るく！

これから日が短くなる季節ですが、「電車内が明るくなるように」と、桜、茶、紫、水色、オレンジ、黄色、赤、ピンクの全8色を使った、にぎやかで温かい配色が選ばれています。

このデザインは、地元の県立繊維工業技術支援センターの協力で、伝統ある播州織の生地に織り上げられています。サイズは縦36.4cm×横103cmです。

高校生からのメッセージ「もっと笑顔で明るい気持ちに」

デザインを担当したお二人は、「加古川線を利用する人がもっと笑顔で明るい気持ちになってほしい」という温かい願いを込めています。

「私たちの住む西脇市や丹波市には、魅力的な場所がたくさんあります。通勤や通学、旅行のときにも、車窓のきれいな景色を見て、この地域のことをもっと知って、楽しく電車を利用してほしいです」と、加古川線への熱い想いを語ってくれました。

この可愛らしい播州織の中吊り広告は、JR加古川線（加古川駅～谷川駅）の全車両に掲示されます（1両に1列）。

ぜひ、加古川線に乗る際は、生徒さんたちの想いが詰まったカラフルな中吊り広告を探してみてください。