国境を越えた友情が芽生える！ 福崎小学校で多文化交流イベントが実施

9月18日、福崎小学校（兵庫県神崎郡福崎町馬田）で神戸医療未来大学の留学生を招いた多文化共生交流会が開催されました。

4年生から6年生の児童約200名が参加し、ミャンマー、バングラデシュ、ネパール出身の留学生9名と心温まる時間を過ごしました。

民族衣装が彩る異文化体験

華やかな民族衣装に身を包んだ留学生たちは、それぞれの国の文化をクイズを交えながら楽しく紹介しました。

国旗の意味や街の様子、おいしそうな食事、そして現地の小学校の様子などが語られ、子どもたちは興味津々。

質問コーナーでは、「好きな日本食は何ですか？」や「好きなアニメは？」といった身近な質問から、「将来の夢は何ですか？」といった将来について尋ねる質問まで、次々と手が挙がり、予定時間を超える盛り上がりを見せました。

「言葉や習慣が違っても友達になれるよ！」

交流会の終盤、留学生が子どもたちに「世界にはたくさんの国があります。言葉や習慣が違っても、友達になれますか？」と問いかけると、子どもたちは元気いっぱいに「なれまーす！」と答え、会場は大きな拍手に包まれました。

交流会を終えた留学生たちは、「とても楽しかった」「子どもたちが元気で可愛かった」と満面の笑顔で感想を語り、充実したひとときを過ごせた様子。

地域との絆を深める大学の取り組み

神戸医療未来大学姫路キャンパス（福崎町）には、現在11カ国から約130名の留学生が学んでいます。

今回の交流会は、地域の子どもたちとの触れ合いを通じて、互いを尊重し合う多文化共生社会の実現を目指す、大学の積極的な取り組みの一環です。

これからも、地域に開かれた学びの場として、様々な交流活動が期待されます。