高校生による「日本遺産の魅力発見ワークショップ 2022」が4回にわたり行われ、1月29日、生野マインホール(朝来市生野町口銀谷)で自分たちで考えた「日本遺産」現地ツアーコースの発表会が行われました。
ワークショップは、若者に日本遺産「播但貫く、銀の馬車道・鉱石の道」に愛着もってもらい、地域資源を後世に伝えるとともに、将来的に地域を担う人材を育成すること、また沿線市町の高校生のネットワーク化を図る目的で行われており、2022年度は日本遺産沿線の6市町から6校(香寺・神崎・市川・福崎・生野・八鹿)の高校生35名が参加。
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観光施策や地域課題解決に活かすため、高校生ならではのアイデアで日本遺産沿線エリアの観光コースを作成しました。
生野マインホール
神子畑選鉱場跡(朝来市)
神河町役場で行われた第1回目のワークショップでは日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」について学んだ高校生たち。
正直「詳しくはわからない」という生徒が多数でしたが、その後、あらためて日本遺産について学び地域毎に班分けを行い、行ってみたいところや、おすすめスポットなどを書き出しました。
©日本遺産推進協議会
2回目以降のワークショップでは、班毎に実際に現地を訪れ、地域資源を発掘。観光コースを作成し、発表が行われました。
発表会の様子
3月中旬には高校生たちが考えたコースをめぐる現地ツアーの開催が予定されています。
高校生考案。日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」観光コース
コースは発表会時点でのもの。ツアー詳細や開始時期は、日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」公式サイトでご確認ください。
養父市コース
明延鉱山坑道内に貯蔵されたお酒を楽しみ、地元ならではのカフェや温泉などを地域の魅力を極上の堪能し癒やされるコースを作成。
朝来市コース
朝来市コースでは晴れと雨それぞれの天候によって、コースを設定。コンセプトとしては心も体も疲れている人のためのコースで昼からでも観光できるように設定。
神河町コース
立案した高校生が実際に、巡った箇所やオススメスポットをもとにコースを作成。
市川町コース
コースを2つ作成。コンセプトとしては自分自身も進化と市川町の進化。
福崎町コース
コンセプトは「孤独を楽しむ」といったコース。妖怪たちと記念写真を行いつつ、ドッグカフェにて動物と触れあいながら癒やされるコースを作成。
姫路市コース
コースは自転車や徒歩では難しいため、車に乗れないときは大人に自動車に連れてってもらい、自身が大人になって、車を運転できるようになったらもう一度行きたいと思ってもらうコースを作成。
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