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兵庫県のコロナ第6波、オミクロンで重症病床利用数は増える?

兵庫県は1月11日、新たに県内で113人(神戸市35人、姫路市1人、尼崎市25人、西宮市24人、明石市6人、県22人)の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたことを発表。

12月30日に県内初となるオミクロン株の新規陽性者の確認が発表されましたが、2022年年始以降、新規陽性者の数は急増。

7日に兵庫県は「第6波突入! 感染対策の一層の徹底を」とした注意を発表し「第6波」として基本的な感染対策の徹底を呼びかけました。

コロナ新規陽性者、兵庫県の第6波の特徴を考えてみる

兵庫県「第6波突入! 感染対策の一層の徹底を」

2022年1月1日からの兵庫県での新規陽性者は1,000人を超え、数字でみるとなんだか途方もない数に見えますが、重要なのは新規陽性者数だけでなく、重症化率など生活にどれほどの影響を与えるのか。

142床確保されている兵庫県の重症対応の病床の利用数は1月10日の24時時点で「1」。

この数字だけ見ると「ワクチン接種したし、大丈夫、重症化しない変異株」というイメージも持ちやすいところですが、2021年12月28日に公開された「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 第 6.1 版」によれば、変異株オミクロンの重篤度については「明らかになっていない」としており、軽視するには早そうです。

兵庫県のコロナ第6波、オミクロンで重症病床利用数は増える?

「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 第 6.1 版」より

他の数値も加味し、コロナ情報を正しく知る、ということはコロナに限らず違いありません。2022年1月1日以降に発表された兵庫県の新規陽性者情報を中心に情報をまとめてみました。

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2022年 兵庫県 新型コロナの状況

※1/11時点

1月の新規陽性者は1092名

三が日以降、急速に新規陽性者が増えていることは否定できませんが、1月10日以前の979名について発症日は「症状なし」42名、「調査中」609名という状況。

1月1日19
1月2日3
1月3日12
1月4日26
1月5日59
1月6日105
1月7日142
1月8日245
1月9日201
1月10日167
1月11日113

年代別

30代以下で全体の67.9%を占める状況。

1歳未満00.0%
10歳未満606.1%
1013413.7%
2034535.2%
3012612.9%
40909.2%
5012512.8%
60555.6%
70181.8%
80252.6%
90歳以上10.1%

なお、男性は54.3%にあたる、532名、女性は45.7%にあたる447名。

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検査数と陽性率

2021/12/1以降。最新の1月10日発表分では陽性率は第5波の始まりの2021年7月末ごろと同じ水準となる16%になりました。今後どう推移していくかが注目。

コロナ新規陽性者、兵庫県の第6波の特徴を考えてみる

重症者病床の使用数

以下のグラフは2021年6月から2022年1月10日までの中等症以下の入院者数(青)と重症者の入院者数(赤)を表したもの。

2022年1月10日現在は新規の中等症以下の入院者数の増加と比較すると重症者の入院数の増加の兆しは確認できません。

しかしながら第5波をみると2021年7月半ばの中等症以下の増加から2週間程度遅れて、重症者が増加していることが分かります。

コロナ新規陽性者、兵庫県の第6波の特徴を考えてみる

過去の波を見ても感染拡大から重症者用病床の利用数の増加は数週間後に訪れる傾向があるため、2022年1月3週目からの重症者数の増加に注目といえるかもしれません。

なお、ワクチン接種による重症化率の減少、変異株の変化に伴い、また違ったデータになる可能性も高いでしょう。

コロナ新規陽性者、兵庫県の第6波の特徴を考えてみる

コロナに限ったことではありませんが、いろんな視点で情報を確認してみると新たな気づきがあるかもしれません。

新規感染が増加している地域は

兵庫県では発表の際に「居住地」「職業」「性別」「年代」などが発表されますが、注目したいのは発表される管轄(市または健康福祉事務所)。

発表元に注目することで新規感染の状況の参考になります。

神戸、西宮、尼崎、姫路、明石の5市と県管轄の伊丹、宝塚、加古川、芦屋、龍野、赤穂、豊岡、丹波、朝来、洲本、加東、中播磨の各健康福祉事務所別の発表数は以下。

 エリア合計
神戸293
西宮145
尼崎134
明石79
宝塚76
伊丹54
姫路51
加古川43
加東30
芦屋25
洲本18
赤穂5
中播磨4
丹波3
朝来2
豊岡2

コロナ新規陽性者、兵庫県の第6波の特徴を考えてみる

2022/01/01~2022/01/10までの新規陽性者累計

なお、各日ごとの累計では上記のようなグラフになりますが、神戸市は兵庫県でもっとも人口が多い、1,515,907人(2021/12時点)で2位の姫路市の約3倍の人口をほこるため、陽性者の増加も当然。

しかしながら感染状況、という点で考えると「新規陽性者数」の数値だけでは正確とは言いがたいところ。

本来は居住地面積データを含みたいところですが、各市、健康福祉事務所管轄市町の土地面積情報を加味し、人口密度に対しての新規陽性者率をグラフにしてみます。

コロナ新規陽性者、兵庫県の第6波の特徴を考えてみる

2022/01/01~2022/01/10までの人口密度に対する陽性者率

1月10日時点での人口密度に対しての新規陽性率では「龍野」、「神戸」、「加東」、「洲本」と続きます。データも見方によってその姿を変えます。

市町の人口と人口密度

 人口合計面積合計人口密度
尼崎市45714350.729013.07
明石市30400249.426151.40
芦屋健康福祉事務所9386618.475082.08
西宮市48479699.964849.90
神戸市1515907557.022721.46
伊丹健康福祉事務所378467168.772242.50
加古川健康福祉事務所410071216.911890.51
宝塚健康福祉事務所333210312.121067.57
姫路市527159534.56986.15
加東健康福祉事務所260312895.61290.65
赤穂健康福祉事務所86644367.51235.76
洲本健康福祉事務所125852595.63211.29
龍野健康福祉事務所1562341199.46130.25
中播磨健康福祉事務所40506330.69122.49
丹波健康福祉事務所99588870.8114.36
豊岡健康福祉事務所1049231307.3380.26
朝来健康福祉事務所49995825.9760.53

2021/12時点データ

 

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