2020年5月も後半にかかり兵庫県では連続5日間、新規感染者数がゼロという状態。
緊急事態宣言も解除され、営業を再開する施設や店舗も増え、なんとなく「もう大丈夫なんじゃ」感が漂う今日この頃。
解除はされても「新しい生活様式」に基づいて引き続き感染症対策を行いましょう、なんてことを耳にしません？
「新しい生活様式」ってなんだろう？
厚生労働省は5月4日公開した「新しい生活様式」（NEW LIFE STYLE ニューライフスタイル）。
「新しい生活様式」とは
新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言を踏まえ、新型コロナウイルスを想定した今後、日常生活の中で取り入れていただきたい実践例（厚生労働省）
今後、新型コロナウイルス等の感染を拡げないよう、日常的にウイルスが存在している前提で個人や社会で行うことが勧められる感染症対策例というところでしょうか。
新しい生活様式 with C（Corona）
内容をそのまま守るとなんだか少し窮屈なイメージを受けられる方もいらっしゃるかも。
「新しい生活様式」はこんなかんじ
人との間隔は、できるだけ2m（最低1m）空け、話すときは真正面を避け、症状がなくてもマスクを着用。
1人または少人数で空いた時間に買い物し、展示品には触れない、筋トレやヨガは自宅で動画。歌や応援は、十分な距離かオンライン。
バスや電車は混んでいる時間帯は避けて徒歩や自転車も利用。
食事は横並びで静かに食べる。
みなさんは実戦できますか？
公表された5月4日は緊急事態宣言延長が31日までと決まった日。
その後、感染状況により兵庫については5月21日に解除、23日からは多くの施設の休業要請等が解除されることになりました。
しかしながら業種ごとのに設けられた感染拡大予防ガイドラインを見る限り、事業者としては手放しで喜べる状況ではなさそう。
営業の再開にあたって感染拡大防止措置をとることが求められています。
感染拡大予防ガイドラインの一部
- ・3密（密閉、密集、密接）の回避（業種全体）
- ・入場時の体温チェック（業種全体）
- ・対面する場所は、アクリル板・透明ビニールカーテンなどで遮蔽（業種全体）
- ・対面で食事や会話をしないように（業種全体）
- ・屋内の喫煙ルームの原則使用禁止（業種全体）
- ・客同士の大声での会話が行われていないことを確認できる状態にする（食事提供施設）
- ・曜日・時間帯による特売やポイントアップの中止（百貨店・スーパーマーケット等）
アフターコロナ（新しい生活様式）が日常となるのか、ビフォーコロナ（コロナ感染拡大以前）が日常となるのか。
次ページ：資料：「新しい生活様式」の実践例
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