姫路市は、放課後児童クラブ(学童保育)の継続的かつ安定的な運営を維持するため、2026年度(令和8年度)から利用者負担金(利用料)を段階的に引き上げることを発表しました。
今回の改定では、人件費や物価高騰への対応が背景にあります。一方で、住民税非課税世帯への全額免除制度が新設されるなど、サポートが必要な世帯への配慮も盛り込まれています。
利用料は2段階で改定。8月(夏休み)は別設定に
新しい利用料は、家計への急激な負担を避けるため、2026年度と2027年度の2段階に分けて改定されます。
また、開所時間が長い8月(夏休み期間)は、通常月とは異なる料金設定となります。
| 区分 | 2026年度(令和8年度) |
2027年度(令和9年度)以降
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| 通常月(8月以外) | 8,000円 | 9,000円 |
| 8月(夏休み) | 11,000円 | 12,000円 |
※おやつ代や傷害保険料、延長料金は今回の改定対象外です。
※半月のみ利用(半月休所)の場合は、上記金額の半額となります。
減免制度も刷新。非課税世帯は「全額免除」へ
利用料の引き上げに合わせ、経済的支援が必要な世帯への「減免制度」も大きく見直されます。
- 【新設】住民税非課税世帯:全額免除 これまで以上に手厚い支援として、負担金が全額免除されます。
- 【廃止】就学援助世帯:原則対象外に これまで適用されていた就学援助による減免は廃止されます。ただし、現在利用中の方への影響を抑えるため、2026年度(令和8年度)に限り、負担金が「半額」となる経過措置が設けられます。
※経過措置の注意点 2025年度から継続して利用し、2026年度も就学援助を受ける児童が対象です。2026年度から新しく入所する弟妹などは対象外となります。
背景にあるのは「子どもたちの居場所を守るため」
今回の見直しについて市は、社会情勢によるコスト増の中で、クラブの質を落とさず安定して運営を続けるための判断としています。2025年度(令和7年度)に開催された分科会での審議を経て、今回の決定に至りました。
なお、生活保護受給世帯の全額免除や、8月の兄弟利用による割引(下の子が半額)については、これまで通り継続されます。
今後の手続きについて
減免制度の利用には、原則として事前の申請が必要です。
申請方法や受付時期の詳細については、今後各児童クラブでの掲示などを通じて、保護者の皆さまへ改めて周知される予定です。



































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