戦争の悲しい記憶を忘れることなく、平和への願いを新たにする大切な日、8月15日。今年も政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で開催されます。
この式典に、兵庫県から56名の遺族代表が参列することが決まりました。
世代を超えて受け継がれる平和の思い
兵庫県から参列される遺族代表は、最高齢93歳から最年少12歳まで、幅広い世代の方々です。大切な家族を亡くされた悲しみは、今もそれぞれの心に深く刻まれています。
今回の式典では、代表献花者として三木宏子さん(82歳、戦没者の子)が献花を務められます。世代を超えて、戦争で亡くなられた約310万人の魂を悼み、安らかな眠りを祈ります。
兵庫県でも平和を願う取り組み
追悼式当日は、兵庫県内の各市町をはじめとする公共機関で、半旗が掲揚され、正午には黙祷が捧げられます。
また、各地の奉仕団体などによって、戦没者慰霊碑の清掃や供花といった関連行事も行われる予定です。戦争の悲劇を繰り返さないという強い決意を胸に、兵庫県全体で平和を祈る一日となります。
兵庫県からは、これまでに約10万9,600人もの方々が戦争の犠牲となりました。
この式典は、亡くなられた方々を追悼するとともに、戦争の悲惨さを改めて心に刻み、平和の大切さを次世代に伝える貴重な機会です。































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