兵庫県福崎町にあるサルビアこども園で、子どもたちの安全を守るための大切な訓練が行われました。福崎警察署の警察官の協力のもと、もしも不審な人が園に入ってきた時に、どのように身を守れば良いのかを、先生たちが学びました。
この日の訓練には、およそ150名の園児たちが参加しました。訓練は、刃物を持った不審者がこども園に侵入したという想定で始まりました。
まず、先生たちは、もしも不審な人が現れた時に、すぐに警察に連絡するための「ホットライン通報」の手順を確認、そして、園児たちが安全に避難するための練習も行いました。
先生たちは、子どもたちに分かりやすい言葉で、不審な人に遭遇した時に大切な約束「いかのおすし」を教えています。
- いか:知らない人について行かない
- の:知らない人の車に乗らない
- お:危ないと思ったら、大きな声で叫ぶ
- す:すぐに逃げる
- し:すぐに周りの大人に知らせる
訓練中、不審者役の警察官が園に侵入すると、先生たちは素早く連携を取り、子どもたちを安全な場所に誘導しました。
保育室では、先生がと優しく声をかけ、子どもたちの不安な気持ちに寄り添いました。
子どもたちは、先生の指示に従い、カーテンを閉めたり、部屋の隅に集まったりして、身を守る行動を落ち着いて行っていました。
訓練後には、福崎警察署の方から、今回の訓練についての話がありました。先生たちは真剣な表情で話を聞き、今回の訓練で学んだことをしっかりと心に刻んでいる様子。
「一連の訓練を通して、本当に勉強になった」とサルビアこども園。
今回の訓練を通して、先生も子どもたちも、もしもの時にどうすれば良いのかを具体的に学ぶことができました。
これからも、こども園では、子どもたちの安全を守るための取り組みを続けていくことでしょう。私たち地域全体で、子どもたちの笑顔を守っていきたいですね。
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