最近、全国で「電気設備の点検や交換」と称して訪問してくる人が増えているのだとか。
経済産業省は15日「御家庭の分電盤の点検・交換業者と称した業者が訪問し、設備交換等のための高額な契約を持ち掛ける事案が発生している」と注意喚起を行っています。
なんでも、「分電盤をすぐに交換しないと火事になる!」と不安をあおり、高額な契約を迫る手口だとか。こういった詐欺的な行為から大切な暮らしを守るために、今回は注意点と対策をご紹介します。
電気設備の点検を装った訪問者にご注意
どんな手口が使われるの?
訪問してくる人たちは、実在する電力会社の名前を使って信用させようとします。
そして、「このままだと漏電する」「火事の危険がある」など、心配させるような言葉で設備交換を勧めます。その場で高額な契約をさせようとするケースも少なくありません。
安全に暮らすための3つのポイント
こういったトラブルを防ぐために、次のことを意識しましょう!
公式の点検スケジュールを確認する
実は、電力会社などが行う分電盤の点検は法律で定められており、基本的に4年に1回以上の頻度で実施されます。
そして、点検がある場合は、事前に書面で案内が届きます。突然電話でお知らせしたり、急に訪問して契約を迫ることはありません。
訪問者の身分証を確認する
公式の点検作業員は必ず身分証を携帯しています。もし訪問者が名乗ったとしても、身分証を確認しない限り、安易に点検を依頼しないようにしましょう。
その場で契約を結ばない
少しでも不安を感じたり、訪問者の説明に納得できない場合は、すぐに契約せず、家族や専門機関に相談する時間を取りましょう。
不安を感じたら相談を!
もし、「この人、ちょっと怪しいかも…」と思ったら、次の窓口に相談するのがおすすめです。
電力会社に直接確認する
普段から利用している電力会社や登録調査機関に確認することで、訪問者が本物かどうか判断できます。
消費者ホットライン『188(いやや!)』
「契約するのがイヤや!」という覚えやすい番号です(笑)。お住まいの地域の消費生活センターにつながります。気軽に相談してみましょう!
まとめ
突然の訪問や不安をあおるような説明には、冷静に対応することが大切です。家族や周囲の人と情報を共有して、みんなで被害を防ぎましょう!そして、少しでも怪しいと思ったら、「188」に相談するのをお忘れなく。
安心して暮らせる毎日を守るために、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!
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