1月13日未明、市川町広域で発生した断水が19日に供給が安定したことを受け、市川町津田町長が「お詫びとお礼」とした復旧の背景について公式ホームページ上で語りました。
地域を超えた支援の輪が復旧を支えた
「断水の復旧にあたり、町民の皆様には節水のご協力をいただき、本当に感謝しています。そして何より、近隣市町からの温かい支援がなければ、ここまで早期に収束することはできませんでした」と語る津田町長。
今回の断水では、浄水施設のトラブルや水道管の漏水など、複数の要因が重なり、復旧作業が困難を極めたといいます。
そんな中、 福崎町、神河町、姫路市、たつの市 をはじめとする周辺自治体が迅速に支援の手を差し伸べてくれたのだとか。
「給水所の運営にご協力いただき、断水地域の町民に必要な水を届けてくださいました。また、神戸市からは技術的なアドバイスもいただき、浄水施設や水道管の修繕をスムーズに進めることができました」と感謝の言葉を述べました。
町民と自治体の連携
今回の断水では、地域を超えた自治体間の支援だけでなく、町民の協力も復旧を後押ししました。
津田町長は、「町内全域での漏水調査や通報、給水所での支援活動に協力してくださった地元区長や町民の皆様の存在がとても心強かったです」と振り返ります。
さらに、「普段から地域の絆を大切にする皆様の姿勢が、この厳しい状況を乗り越える力となりました」と町民への感謝を重ねました。
今回の経験を未来へ
津田町長は、今回の経験を今後の防災対策に生かしたいと考えています。
「断水時のお知らせ方法や対応について、町民の皆様からいただいたご意見を真摯に受け止めています。近隣市町との連携をさらに強化し、災害時に迅速で的確な対応ができる体制を整えます」と、今後の展望を語りました。
支援に対する感謝と決意
「今回の断水対応で感じたのは、地域を超えた助け合いの大切さです。支援してくださった 福崎町、神河町、姫路市、たつの市、神戸市 の皆様、そして町民の皆様には改めて深く感謝申し上げます」と津田町長。
最後に、「水道は生活の根幹です。この経験を教訓に、町民が安心して暮らせる市川町を目指してまいります」と決意を示しました。
市川町の断水対応は、地域の絆と広域連携の力を改めて実感させるものとなりました。このつながりが、未来の防災力をさらに強固なものにしてくれることでしょう。
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