兵庫県福崎町で、町の特産品「もち麦(もちむぎ)」をテーマにしたユニークなイベントが開催されました。
舞台となったのは、町内某キッチンス〇〇アム。
出場者は、観光やイベントを担当する地域振興課と、農業や林業の振興に取り組む農林振興課という、ふだんはそれぞれ異なる分野で福崎町の「もち麦」を支える二つの部署。
そんな彼らが「もち麦」で真剣勝負――その名も、もち麦アレンジレシピ対決です!
異色すぎるバトル!「麺・精麦・粉」の3ジャンルでガチ勝負
この料理対決に参加したのは、両課からそれぞれ3名ずつ。テーマは、もち麦を使った
- 「麺」
- 「精麦(ホールグレイン)」
- 「粉(もち麦粉)」
の3ジャンル。計6品のアレンジ料理が町内某キッチンに並びました。
地域振興課は、「自由な発想こそ観光のカギ!」とばかりに、それぞれが思い思いのアイデアを皿に込め、インパクト重視の“攻めのレシピ”を展開。
一方、農林振興課は、打ち合わせから段取りまでしっかり連携。「味も栄養も、町の農産物のことなら任せてください」といわんばかりの、バランスの取れた“職人系レシピ”で応戦しました。
カッパのガジロウがゴングを鳴らす!?
福崎町といえば、忘れてはいけないのが人気キャラクターガジロウ。
今回の対決にも登場し、対決スタートのゴングを鳴らすという大役を担当。ガジロウ自身もニンジンを剥いたり、鍋を振ったりとバトンをサポート。
会場では笑顔が広がり、ピリッとしたバトルに和やかな空気を添えてくれました。
審査員は町長&町幹部!もち麦の使い方もポイントに
完成した料理は、福崎町の町長をはじめとする幹部職員が試食審査。
評価のポイントは「味」「見た目」「コスパ」、そしてもちろん「もち麦の活かし方」。
そしていよいよ、勝者発表――
見事、”もち麦料理王”の座を勝ち取ったのは、まさかの満場一致で農林振興課チーム!
審査員からは、「3品を通しての完成度の高さとチームの連携が素晴らしかった」と高評価が集まりました。
代表メンバーは「勝てたのは、チームワークのチカラです」と笑顔でコメント。
町の魅力発信はこれからも続く
このイベントを通して、あらためて注目されたのが、福崎町産もち麦の多様な楽しみ方。
尾﨑町長は「もち麦の魅力をもっと多くの人に伝えたい。料理を通して地域の食に興味を持ってもらえたら」と話し、アレンジレシピについては福崎町役場のホームページでも公開中。
「家庭でもかんたんに作れるものばかりなので、ぜひ作って味わってみてほしい」とのこと。
観光と農業、それぞれのプロが手を取り合い、町を盛り上げる――。
福崎町の“もち麦ストーリー”は、これからも続いていきます。
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