出会いと別れの中で地域の魅力に触れていく創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」をPRするキャラバンが8日、兵庫県福崎町でスタート。
物語は4月から兵庫県を舞台に展開され、キャラバンでは、主人公で3歳オスのハチワレ猫「マル」が、今後、県内41市町を巡ります。
スタートを前に兵庫県民に「かなしきデブ猫ちゃん」を広く知ってもらおうと、神戸新聞社がデブ猫キャラバンを結成。第1弾として、河童妖怪のガジロウでまちづくりを進める福崎町を訪問、役場内で尾崎吉晴町長とガジロウと名刺交換や記念撮影を行いました。
尾崎町長にオリジナルの名刺を渡すマル
ガジロウと記念撮影をするマル
「かなしきデブ猫ちゃん」
日本推理作家協会賞や山本周五郎賞を受けた小説家の早見和真さん(松山市在住)が「子どもたちに物語の魅力を知ってほしい」と執筆。絵は愛媛県今治市出身の絵本作家かのうかりんさんが担当している作品で、2018年に愛媛新聞で連載が始まり、2022年1月までに第1~第3シリーズが同紙で掲載されました。
NHKでも現在、全国放送中で、冒険の舞台は4月から兵庫県へと移ります。兵庫シリーズは神戸新聞で4月中旬から始まり、11月ごろまで毎週土曜日付に掲載されます。
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