手話ダンス発祥の地、兵庫県福崎町で、手話とダンスの新たな大会が開催へ。
2025年9月14日、神戸医療未来大学の「白鷺ホール」にて、記念すべき第1回全日本学生手話ダンス甲子園が開催されます。
この舞台は、手話ダンスを通じて誰もが自分らしく輝ける社会を目指す、熱い思いから生まれました。
熱い思いが込められた、学生たちの新たな挑戦
2023年から始まった「手話ダンス甲子園」の学生版として、今回初めて開催される「全日本学生手話ダンス甲子園」。
6月30日には、神戸医療未来大学で記者会見が行われ、大会への熱い期待が語られました。
NPO法人日本パラファンク協会の阿部理事は、手話ダンスが行政や社会と共感し合うための有効な手段であると強調。若い世代が社会課題に向き合い、自分を信じる力を育むきっかけになることへの期待を語りました。
特に、日本が抱える「隣人を信じない」「自分に自信がない」といった若者の傾向に対し、手話ダンスを通じて実体験から社会との繋がりを学んでほしいという想いも込められています。
今回の大会は、福崎町にゆかりのあるチームが出場する福崎町予選も兼ねています。
学生が創り上げる、手話ダンスの舞台
この大会を事務局として支えるのは、大学生たち。
手話ダンスを「アート」として捉え、耳の聞こえない人もライブを楽しめるように、手話ダンス甲子園を通じて誰もが感動を共有できる場を創り上げたいと意気込みを語ってくれました。
また「手話ダンスを通して、手話とダンスが融合した新しいアートの形を楽しんでほしい」「手話について知らなかったけれど、この活動を通して魅力を感じた。参加者や観客、福崎町の皆さんに感動を届けられる大会にしたい」という熱いコメントも学生スタッフから寄せられました。
地域全体で育む、手話ダンスの未来
福崎町からは、共催への感謝と「全力でバックアップしていきたい」という力強いエールが送られました。
神戸医療未来大学も、「学生が参画できることを光栄に思う。福崎町から全国に発信できるよう、期間はまだあるが、学生スタッフと参加者の増加を期待している」と、大会の成功に向けて全面的な協力を表明しています。
第1回全日本学生手話ダンス甲子園は、手話とダンスの可能性を広げ、誰もが自分らしく輝ける社会を築くための第一歩となるでしょう。
出場者・スタッフ大募集
「全日本学生手話ダンス甲子園」では、現在、この記念すべき大会を一緒に盛り上げてくれる出場者と事務局スタッフを募集しています。手話ダンスに興味のある方、学生時代に熱い思い出を作りたい方は、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか?
詳細については、NPO法人日本パラファンク協会のウェブサイトをご確認ください。
手話ダンスで、あなたの情熱を表現しませんか?
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