福崎町(兵庫県神崎郡)は2月26日、令和6年度からの第6次総合計画の実現と、福崎町総合戦略の取組を推進するための2024年度の当初予算案を発表しました。
一般会計の予算総額は99億3,300万円で、前年度比で13億300万円(15.1%)の増加が見込まれています。歳入面では町税が減収する一方、普通交付税や国庫支出金などは事業量に応じて増加する見込み。
国、県の施策の動向を注視しつつ、「総合戦略」の取組の推進、「行政改革実施計画」及び「公共施設の老朽化対策」を着実に実施するとともに、重点事業・新規事業を除く予算規模の圧縮や歳出削減をしつつ、創意と工夫で輝く町を実現することを基本に編成した、と福崎町。
令和6年度の福崎町一般会計予算では神崎郡次期ごみ処理施設建設事業、道路新設改良事業(町道福崎駅田原線他)、中播消防署建替事業といったハード事業、・子ども育成相談システム導入事業(子ども家庭センター設置に伴う児童相談システムの導入)、手話ダンス甲子園などの・地域活性化事業、学校給食費無償化事業といったソフト事業など政策の柱ごとに計画されている事業が発表されました。
令和6年度予算主要事業の概要は以下の通り。
【第1の柱:ともに進める持続可能なまちづくり】
- 福崎町コミュニティセンター「サルビア会館」の老朽化した空調設備の更新。
- 地域の活性化促進のため、手話ダンス甲子園やFukuランタン等のイベントの実施。
- 行政改革による持続可能な財政運営の推進。電子入札制度の導入など。
【第2の柱:学びを充実し文化を育むまちづくり】
- 小・中学校6校の特別教室等にエアコンの設置。給食費の一部無償化など。
- 友好都市共同宣言10周年記念事業の実施。
【第3の柱:誰もが健やかに暮らせるまちづくり】
- 子育て支援の強化。産後健康診査費の一部助成など。
- 児童手当の引き上げや予防接種の追加などの福祉事業の実施など。
【第4の柱:地域の特性をいかした活力と魅力のあるまちづくり】
- 農林業の振興や商工・観光の促進。
- 辻川山公園に複合遊具
- 観光アプリの導入や体験型観光コンテンツの開発など
【第5の柱:誰もが安全で快適に暮らせるまちづくり】
- 道路整備や公共交通の充実。空家対策や消防署建替事業の推進など。
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