どこでも本格的なサウナが体験できる移動型サウナバス「サバス」。3月4日、グリーエコー笠形(神河町根宇野)でお披露目と体験会が行われました。
遠目には「神姫バス」
グリーエコー笠形のグリーンドーム前にあるのは神姫バスならぬ「サバス」。
「神姫バス」は兵庫県姫路市を拠点とした路線バス・高速バス事業で、中播磨地域ではお馴染みの車両ですが、新型コロナウイルスの影響により、移動の自粛やリモートワークといった生活様式の変化で少なからず影響を受けたバス業界。
「サバス」は“バスをリブランディングする”をミッションに、令和時代の新たなバス事業を提案する株式会社リバースと日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」が連携、企画されたもので、引退した路線バスに新たな価値を創造するものとなっています。
バス停「サバス」のりば
車両横の行き先表示は「サウナ」→「水風呂」→「外気浴」→「ととのう※」
車両番号は「1137(いいサウナ)」、ナンバープレートも「さ 1137(いいサウナ)」。
移動式サウナ「サバス」
前方は休憩スペース兼、運営用事務スペース、後方は本格薪ストーブを使用したサウナ室の構成。
一度に体験できる人数は8名まで。当初バス内全体をサウナルームにする案もあったようですが、「バスの良さ」を残すためにサウナ室は後方のみに。
前方は休憩スペース兼、運営用事務スペース
つり革や降車ボタンはそのままに。
整理券ボックスはサウナ室のロウリュ用の給水タンクとして再活用。
神姫バスが路線バスとして神崎郡内を走っていたころに乗られた方はちょっとノスタルジーも感じる降車ボタン。
後方は本格薪ストーブを使用したサウナ室
サウナ室内では降車ボタンを押すと熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる「押しボタン式のオートロウリュ」(通称:「蒸気降りますボタン」)や、吊り革や座席配置など路線バスの名残を生かしたデザインとなっています。
モデル:清水みさと
本来であれば、こんな感じでサウナが楽しめるのですが、時間の都合で残念。
バス特有の列目が高くなっている座席配置などバスをモチーフにしたデザイン。
「押しボタン式のオートロウリュ」(通称:「蒸気降りますボタン」)降車ボタンを押すと熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させます。
本格薪ストーブ
サウナの後は「水風呂」と「外気浴」
水風呂
サバス前のバス停で外気浴で”ととのう”
今後の展開
体験会以降は事業者向けの設置を開始。まずは実証期間として関西近郊を主に展開予定となっています。
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