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おうし座南流星群 2025/火球観測

11月 1日 08:00 - 11月 12日 17:00

今年は「火球」が増える年にあたる「おうし座南流星群」を見よう

星空ファンに朗報です!2025年11月、「おうし座南流星群」がいつもより活発になることが期待されています。特に明るく輝く「火球」が増える年とされており、夜空を見上げるのが楽しみになりますね。

この記事では、見どころや観測のコツをやさしく解説します。

※トップ画像:火球のイメージ

なぜ注目?明るい「火球」が見えるかも

おうし座流星群は、流れる数は多くありませんが、ひときわ明るい流星が時折現れることで知られています。

この流星群は、「おうし座南流星群」と「おうし座北流星群」の2つに分かれていて、活動が活発になる時期が少しずれています。

2025年は、おうし座南流星群で特に明るい流星(火球)が増える年だと研究者たちが予測しています。

火球とは

火球とは、-4等級(マイナス4等級)よりも明るい流星のことです。これは、金星と同じか、それ以上に明るい輝きを放つ流星を指します。

火球の正体

流星は、宇宙空間を漂う小さなチリや岩石の粒(流星物質)が、地球の大気に高速で飛び込んできた際に、大気との摩擦によって高温になり、発光する現象です。

通常、流星物質の大きさは数ミリから数センチ程度ですが、火球を引き起こす流星物質は、それよりはるかに大きく、数センチから数十センチ、時にはそれ以上の大きさがあります。

観測と音

火球は、とても明るいため、たとえ街明かりの中でも肉眼ではっきり見ることができます。また、稀にですが、光が消えた後で「パン」という破裂音や「ゴー」というような音が聞こえることがあります。

これは、火球が超音速で大気中を移動する際に発生する衝撃波や、燃え尽きる時の爆発音によるものです。

流れ星との違い

火球は流れ星の一種ですが、単なる流れ星とは区別されます。

一般的な流れ星は数秒で消えてしまいますが、火球は明るく輝きながら比較的長い時間空を横切ることが多く、消える際に分裂したり、煙のような痕跡(痕跡雲)を残したりすることもあります。

この痕跡雲は、上空の風に乗って数分間漂うことがあり、観測者を楽しませてくれます。

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11月上旬がチャンス!

おうし座南流星群の活動期間は9月下旬から11月頃までと長く、11月5日頃にピーク(極大)を迎えます。

今年は「火球」が増える年にあたる「おうし座南流星群」を見よう

©国立天文台(NAOJ)

普段の年だと、暗い場所で1時間に3個程度しか見えませんが、2025年は流星の数が増えることが期待されています。

極大期には1時間に5個以上見られる可能性があり、火球のような明るい流星が1晩に複数現れることも予想されています。

11月5日は満月のため、月明かりの影響を受けますが、それに負けないくらい明るい流星に期待しましょう。

観測のコツと注意点

流星は空のあちこちに現れるので、できるだけ広い範囲を見渡すようにしましょう。

屋外の暗さに目が慣れるまで、最低でも15分は空を見上げ続けるのがおすすめです。レジャーシートを敷いたり、リクライニングできるイスに座ったりすれば、楽な姿勢で楽しめます。

11月は冷え込むので、防寒対策を万全にして、安全な場所でマナーを守って観測してくださいね。

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ちなみに…おうし座北流星群も同じ時期に活動中!

おうし座北流星群も、10月下旬から12月上旬にかけて活動しています。

11月12日頃がピークとされており、こちらも数は多くないものの、明るい流星が現れることがあります。

おうし座南流星群のピーク期間中にも活動しているので、合わせて夜空を楽しませてくれることでしょう。

いつもとは少し違う、特別な星空が見られるかもしれません。ぜひ、この機会に夜空を見上げて、宇宙からのサプライズを体験してみてはいかが?

 

今年は「火球」が増える年にあたる「おうし座南流星群」を見よう

詳細

開始:
11月 1日 08:00
終了:
11月 12日 17:00
イベントカテゴリー:

会場

日本

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初回公開日:2025年09月12日

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