「町を丸ごとミュージアムに。」
2019年6月28日(金)兵庫県神崎郡市川町内の点在するお店や観光地をつなぎ町全体を楽しんでもらおうという「町の駅拠点づくりプロジェクト」のオープニングセレモニーが市川町文化センターコミュニティーホールならびに観光交流センターで開催されました。
「町の駅」拠点づくりプロジェクトとは
(プロジェクト代表:市川町議会 正木幸重議員)
時代は観光からツーリズムへ
「観光」と「ツーリズム」。違いはなに?という声も聞こえてきそうですが非日常を見たい!という場所への「点」の旅を観光とするならば旅先でどんな体験をするか?どう巡るか?という周遊目的の「面」の旅をツーリズムと考えると分かりやすいかもしれません。
地域資源を見直し町内外の人の交流や情報を交換する場として町の駅を設置し町全体を活性化。また体験交流型のツーリズムを前面に推して行くことで長期滞在、交流人口を増やすことが狙い。
市川町に限らず住んでいても知らない場所や情報って多いんですよね。
町の駅は16ヶ所
市川町をもっと知ってもらうべく情報発信と交流の拠点となる「町の駅」を設置。各駅となるスポットには目印となる看板(駅看板タイプ・バス停タイプ)が設置され2019年6月28日時点で6駅が看板が設置されました。(※2020年3月までには16駅に設置予定)
すでにお店やスポットとして営業中の場所もありますが「○○の駅」とサービスの内容が分かりやすい駅が多い印象。場所によっては想像が付かないものもありますが逆に興味を惹きます。
各駅には駅長さんの似顔絵プラカード
センター駅となる市川町観光交流センター(ひまりん観光案内所)の駅長はひまりん。各駅には駅長さんの似顔絵プラカードも。似顔絵で誰か分かる人は市川町にめっちゃ詳しいです。
センター駅 除幕式
音楽と食と。交流の場として
除幕式のあとはセンター駅(市川町観光交流センター:ひまりん観光所)でさっそく交流タイム。
町の駅の機能
- 休憩機能:誰も利用できるやすらぎの場所
- 案内機能:駅長とスタッフが地域の情報を案内
- 交流機能:町内外の人と情報の拠点
- 連携機能:まちの駅同士のネットワークで相乗効果
- 資源発掘:モノの価値を見出し発信する
- 人財育成:ヒトの個性と主体性を引き出す
町の駅マップ
今後は
町の駅周遊ラリーゲームが開催
2019年7月1日(月)~8月31日(土)までの2ヶ月間は各駅を巡って「一文字」を集めるゲームが開催。16ヶ所のうち8ヶ所以上まわって文字を集めセンター駅である市川町観光交流センター(ひまりん観光案内所)へ持っていくと市川町特産品が当たる抽選会に応募できます。
※ラリー用紙は各駅で配布予定
知り、楽しむ。
人と情報の交流拠点として設置された町の駅。今後も趣旨に賛同する人や事業者を継続的に募集していくということなので次年度以降もどんな駅ができるのか興味が尽きないところ。
「鶴の駅」に「おくらとひまわりの駅」。「アイスクリームの駅」に「瞑想樽の駅」などなど。なんだか気になりません?市川町内外に関わらず大い楽しんでしまいましょう。
(詳細・最新情報についてはプロジェクト事務局「市川町観光協会 0790-26-1040」までご確認ください。)
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