明治時代、銀鉱石を運ぶために整備された「銀の馬車道」。そんな歴史ある道が、JR姫路駅構内でトリックアートとしてよみがえります。
視覚で楽しむ「銀の馬車道」
姫路駅中央コンコース南側に設置されるこの作品は、フロアシートに描かれたトリックアート。まるで床の下に道が続いているかのような立体的なデザインになっています。まさに、通行人を歴史の世界へと誘う仕掛けになっています。
いつ、どこで?
- 設置開始:令和7年3月13日(木)夕刻
- 設置場所:JR姫路駅中央コンコース(南側)
- 展示期間:令和7年3月13日~1年間(予定)
「銀の馬車道」って?
「銀の馬車道」は、明治時代に飾磨津(現在の姫路港)から生野鉱山まで続いていた馬車専用道路です。全長約49kmを馬車が行き交い、鉱石や物資を運んでいました。
調査の結果、この道が姫路駅のコンコースを南西から北東へ通っていたことが分かっています。
現在、その多くは舗装道路に変わりましたが、「銀の馬車道」で結ばれた地域には、今もなお豊かな自然や歴史文化が息づいています。
記念撮影スポットにも!
このトリックアートは、見る角度によって印象が変わる仕掛けになっています。写真を撮ってSNSにアップすれば、話題になること間違いなし。
歴史とアートが融合したこの特別な空間を、ぜひ体感しに来てください。
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