2023年2月現在、福崎町内20基ある妖怪ベンチの筆頭、妖怪と将棋が指せると話題をさらった妖怪ベンチ「河童」の将棋盤面が1月30日にリニューアル。
(Before)
リニューアル前、2022年夏の盤面。(画像「夏休みだ!妖怪ベンチと一緒に!SNSフォトコンテスト」入賞作品)
(After)
なんということでしょう。
長きにわたって対局が繰り返された盤面の状態は昨年夏の時点ですでに怪しかったところでしたが、リニューアルした盤面はぴっかぴか。
持ち駒の数も種類もなんか違う。
妖怪ベンチは屋外に設置されているため、自然と傷んでくるもの。
妖怪本体の補修についてはもとの色合いに再塗装されますが、付属のギミック、仕掛けについてはその限りにあらず。(天狗の見ているパソコンの画面の内容等)
今回の「河童」の将棋盤についても新たな仕掛けを施したかったという福崎町。リニューアルした盤面は将棋界の歴史的盤面が再現されています。
歴史的盤面を再現「河童と将棋対決」
河童をやっつけよ!次の一手はどこだ!?
再現された盤面は2021年9月に行われた第6期叡王戦 五番勝負 第5局、藤井聡太 王位・棋聖 vs. 豊島将之 叡王(肩書は当時のもの)のもので、豊島将之 叡王(当時)が投了(負けを認めること)一手前の盤面。
勝負はここまで2勝2敗。藤井聡太さんはこの最終局で勝利したことで叡王を獲得。
羽生善治九段(永世称号有資格者)がもつ、22歳3ヵ月の三冠(棋王・王座・竜王)記録を28年ぶりに3年以上も大幅更新し、史上最年少記録となる19歳1か月でのタイトル三冠を達成したという、歴史的な局面となっています。
「河童を投了させる一手はどれだ!」
チラシにも登場。河童に勝負を挑む、名物職員「ナカイ」
手持ちの駒
リニューアルした妖怪ベンチ「河童」の将棋盤面
なお、投了後の詰みまでの解説手順は辻川観光交流センター内に設置してあります。
新たに設置された「ガジロウ等身大看板」との記念撮影もあわせていかが。
福崎町辻川観光交流センター
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