八千種小学校(兵庫県神崎郡福崎町八千種)の児童たちが、2月28日、春日山(標高198m)への登山を行いました。この取り組みは、6年生のお別れ遠足として実施され、全校児童約120名が参加しました。
地域の歴史を学ぶ春日山登山が復活!
かつて地域学習の一環として行われていた春日山登山。
2020年以降のコロナ禍により一時中断されていましたが「自分たちの地域をもっと知ってほしい」という想いから、令和5年度の「いざ登らん春日山城企画」に校長先生・教頭先生が参加。それをきっかけに、今回の復活が決まりました。
高学年がリード!みんなで目指せ春日山の頂上
登山は縦割り班(異学年混合のグループ)で行われ、高学年の児童が低学年をフォローしながら進みます。
約20分の道のりを元気いっぱいに登り、全員が無事に登頂しました。
山頂で見つけた新たな景色
山頂には展望鏡が設置されており、児童たちは自分たちの住む町を探します。
「自分の家が見える!」
「学校も発見!」
普段とは違う目線で見る町に、驚きと発見の声があがりました。いつも身近にある風景でも、少し視点を変えるだけでまったく違って見えることを実感したようです。
地域の歴史を学び、ふるさとをもっと好きに
下山後は、班ごとに福崎町社会教育課の担当者から春日山の歴史について学ぶ時間がありました。
「昔、この山にはどんな人が住んでいたんだろう?」
「ここからお城を眺めると、どんな景色だったのかな?」
子どもたちは想像を膨らませながら、地域への理解を深めました。
今回の登山を通じて、子どもたちは自分たちの住む町の魅力を再発見したことでしょう。
春日山登山が今後も続き、地域と子どもたちをつなぐ大切な学びの場となることを期待したいですね。
COMMENT
「八千種小学校の児童が春日山登山!地域を学びながら元気に登頂/福崎町」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。