福崎町工業団地を構成する企業のひとつ、サンアロイ工業株式会社。
「硬く」て「重い」という特徴を持つ超硬合金の製造、販売を主とする企業で、「ダイヤモンドに次ぐ硬さ」「鉄の約2倍の重量」を誇る超硬合金は自動車、航空機から電子部品、土木・建築から医療機器分野まで身近なものからインフラまで使用されているのだそう。
なんせ、めっちゃ硬くて重い
らしい。
そんなサンアロイ工業株式会社に、福崎町尾﨑町長が訪問、同行取材させていただきました。
そのうちのひとつには「認定登録医登録証」の文字が。
そんな疑問はあとあと解決することに。
特に文教(学問、教育)に活用して頂ければ、と積極的に寄付を行われているサンアロイ工業株式会社の山本社長(※トップ画像 左)。
過去には福崎浄化センター東側にある公園の遊具もサンアロイ工業株式会社からの寄付によるものなのだとか。
健康福祉、安全安心、産業振興などの福崎町の発展の事業のために金品を寄付した、として今回、福崎町表彰条例にもとづき表彰状が贈られました。
今回の寄付では福崎町駅前でのデジタルサイネージやインフォメーションボード、辻川山公園での遊具設置などに寄付金が使われる予定となっています。
コロナ禍でも尽力
「あの時は、尽力いただいて」
そんな言葉が福崎町尾﨑町長から。
自身も医師免許を持つ、山本社長。
コロナ禍の福崎町での医療や福祉活動にも尽力されたそうで、ワクチンの職域接種の実施については当初、接種人数や医療従事者数など制限があるなか、より早く福崎町内での接種が行えるよう働きかけられたのだそう。
神崎郡をなんとかしたい
「サンアロイ工業株式会社だけでも 年間3千人ぐらい来られるんですよ。観光目的でも結構いらっしゃるので それをなんとか(地域の発展につなげたい)」と山本社長。
近年、同社は神河町にも工場を設立。
国内外に拠点を持つ一方で、「本社の拠点はあくまで神崎郡」、従業員の多くが神崎郡内ということもあり、地域の発展が会社にとっても有益だと語りました。
超硬合金を扱うサンアロイ工業株式会社の姿勢には、地域社会や未来を見据えた柔軟性がうかがえます。これからも地域との連携を深め、さらなる成長を目指す同社の取り組みが注目されます。
製品や取材の様子など
COMMENT
「地域社会や未来を見据えた「柔」軟性。福崎町「超硬」の会社を訪問」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。