株式会社マンダム(本社:⼤阪市)が兵庫県神崎郡の福崎⼯場敷地内に新⽣産棟を建設、⼯場全体を⼀体化し、2021年9⽉16⽇に竣⼯しました。
新たに竣工された施設は、⾃動化や少⼈化を更に進め、安⼼・安全・⽣産性の向上を図るとともに、環境負荷の低減や化粧品⼯場としての魅⼒も兼ね備え、また、フレキシブルな⽣産体制が敷ける設計で「⼀棟完結型⼯場となり、効率的で⾼品質なモノづくりが可能」「太陽光パネルによる⾃家発電や重⼒を利⽤した中味移送により、環境負荷を低減」できるように。
また魅⼒ある⼯場として来場者が楽しめる空間として⼯場に来られた⽅が、⽣産ラインの上部からモノづくり現場を臨場感をもって⾒学できる空間が設計してあります。
マンダム福崎⼯場 第5工場
環境負荷の低減や化粧品⼯場としての魅⼒も兼ね備えた新工場
所在地 | 兵庫県神崎郡福崎町高橋290-28(現福崎工場敷地内) |
建築面積 | 8,753平方メートル(新生産棟&エントランス) |
延床面積 | 24,293平方メートル(新生産棟&エントランス) |
階数 | 地上5階建(一部吹き抜け) |
生産品目 | ワックス製品、チューブ製品、液体製品 |
投資額 | 146億円 |
稼働開始 | 2020年9月(移設完了設備より随時) |
新⼯場の特⻑
⼀棟完結型⼯場となり、効率的で⾼品質なモノづくりが可能に
従来の剤型別分散型の⼯場から全剤型集約型の⼯場へと⽣まれ変わることで、⼤幅な⾃動化やIoTの活⽤が可能になり、安全性・⽣産性の向上により効率的で⾼品質なモノづくり体制を確⽴。
無⼈搬送ロボットを導⼊し、⼈を介さずに次⼯程へ移送することにより、従業員の重筋作業を軽減し、⼈とロボットが協働でモノづくりをする現場を実現。
また、既存棟とは連絡通路で接続し移動可能にしたことで、原材料搬⼊から製品が完成するまで⼈とモノが屋外に出ることがなくなり、従業員動線の削減に加えてクリーンな環境を維持し、品質向上に寄与できるようになりました。
無人搬送ロボット
太陽光パネルによる⾃家発電や重⼒を利⽤した中味移送により、環境負荷を低減
新⼯場屋上には太陽光パネル1,728枚を設置し、晴天時において最⼤500kWの電⼒⾃家発電が実現しました。
新⼯場⽣産エリアの構造は、製造⼯程で上層階から下層階へ重⼒を利⽤して中味を移送する省エネ設計にしてあり、移送距離を最短化することで中味ロス及び洗浄⽔量や使⽤電⼒の削減を実現し、環境負荷低減に寄与。
屋上に太陽光パネル
従業員が安全・安⼼に、快適に働ける環境整備に加え、魅⼒ある⼯場として来場者が楽しめる空間に
安全設備の強化に加え、リラックスできる休憩室やスタイリッシュな⾷堂など従業員が安⼼して快適に働ける職場環境を整備。
来場者が⽣産ラインの上部からモノづくり現場を臨場感をもって⾒学できる空間を設計。
エントランス
見学者通路
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