新型コロナウイルス感染症拡大の中、進められている「新型コロナウイルスワクチン接種」。
2021年1月末現在、生命、健康を損なうリスクの軽減や医療への負荷の軽減、更には社会経済の安定につながることが期待されることから、国は令和3年前半までに全国民に提供できる数量を確保することを目指しています。
新型コロナも怖い、でも新しいワクチンもなんか恐い。
というのも正直あったりしますが、ワクチン接種は強制ではありません。
接種を受ける際の同意の取得
接種を受ける方の同意がある場合に限り接種を行うことになります。予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただいています。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。(厚生労働省)
接種を受けた後に副反応が起きた場合の健康被害救済制度
クチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が、極めて稀ではあるものの避けることができないことから、救済制度が設けられています。
万が一の時に、こんな制度があるんだ、ってことを知っておいても損はないはず。
予防接種健康被害救済制度
予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、市町村により給付が行われます。
申請に必要となる手続き等については、予防接種を受けられた市町村まで問合せが必要。
給付額(令和2年4月現在)
臨時接種及び A類疾病の定期接種 | B類疾病の定期接種 | |
医療費 | 健康保険等による給付の額を除いた自己負担分 | A類疾病の額に準ずる |
医療手当 | 通院3日未満 (月額) 35,000円 通院3日以上 (月額) 37,000円 入院8日未満 (月額) 35,000円 入院8日以上 (月額) 37,000円 同一月入通院 (月額) 37,000円 | A類疾病の額に準ずる |
障害児養育年金 | 1級 (年額) 1,581,600円 2級 (年額) 1,266,000円 | |
障害年金 | 1級 (年額) 5,056,800円 2級 (年額) 4,045,200円 3級 (年額) 3,034,800円 | 1級 (年額) 2,809,200円 2級 (年額) 2,247,600円 |
死亡した 場合の補償 | 死亡一時金 44,200,000円 | ・生計維持者でない場合 遺族一時金 7,372,800円 ・生計維持者である場合 遺族年金 (年額)2,457,600円 (10年を限度) |
葬祭料 | 209,000円 | A類疾病の額に準ずる |
介護加算 | 1級 (年額) 844,300円 2級 (年額) 562,900円 |
COMMENT
「【知っておきたい】予防接種健康被害救済制度|新型コロナワクチン」についての追加情報、感想などをコメントまでお寄せください。