2020年12月30日、兵庫県では188人の新規陽性者が確認され、累計での報告例は9812人となり、1週間平均の新規陽性者数は30日時点で1日あたり172.6人に。
2020年も残すところあと1日となりましたが年末年始の拡大防止のため、井戸知事は『「クラスター対策」緊急呼びかけ』を行いました。
内容は大きく分けて「ウイルスを持ち込まないために」、「感染拡大防止のために」の二つ。施設や家庭、職場にウイルスを持ち込まない、感染リスクが高まるとされる次の「5つの場面」と、その後の自身の体調や行動への注意を呼びかけました。
以下『「クラスター対策」緊急呼びかけ』より
ウイルスを持ち込まないために
施設や家庭、職場にウイルスを持ち込まないために次のことに取り組みましょう。
医療機関、社会福祉施設
○職員の方は、リスクが高い施設への出入りや飲み会など行動に注意
○検温、マスク着用など健康管理の徹底を、発熱等のある人は直ちに電話相談
○委託業者等への注意喚起を○原則、直接面会、外泊、外出の自粛
○認定看護師等の派遣による感染症対策研修実施への協力
家庭
○大阪など感染拡大地域への不要不急の往来を控える
○できるだけ不要不急の外出を控える
○リスクが高い施設への出入りや飲み会、毎日の検温など、ご自身の健康管理に留意
○初詣の際、混雑する時期を回避し、境内では長時間の滞在や大声での会話、飲食を自粛
○感染防止の基本となるマスクの着用、手洗い、身体的距離の確保、3密(密閉・密集・密接)の回避など、「ひょうごスタイル」の徹底
○発熱など症状のある場合、通勤・通学を含め外出を控え、かかりつけ医など地域の身近な医療機関や、「発熱等受診・相談センター(保健所)」、「新型コロナ健康相談コールセンター」へ電話で相談
職場
○従業員への、職場(特に、食堂、休憩室、更衣室など)や寮のほか、飲み会等での感染防止対策徹底の呼びかけ
○会社、施設等では、検温、マスク着用などを徹底
○在宅勤務(テレワーク)やテレビ会議など、人との接触を減らす取組
感染拡大防止のために
「5つの場面」に注意
感染リスクが高まるとされる次の「5つの場面」と、その後の自身の体調や行動に注意してください。
1飲酒を伴う懇親会等
2大人数や長時間に及ぶ飲食
3マスクなしでの会話
4狭い空間での共同生活
5休憩室、喫煙所、更衣室等
外出自粛などの要請
○東京、大阪など、感染拡大地域への不要不急の往来を控えてください。特に若者は注意してください。
○できるだけ、不要不急の外出を控えてください。特に、高齢者、基礎疾患のある方は、不要不急の外出を控えてください。
○感染防止策がなされていない、県内外の感染リスクの高い施設(接待を伴う飲食店、酒類の提供を行う飲食店、カラオケなど)の利用を控えてください。
○飲食店を利用する場合は、家族や介助者等を除き「4人以下の単位」ごとになるようご協力をお願いします。
○初詣、成人式などの行事の前後、リスクの高い施設への出入りなど、行動に注意してください。
飲食店での注意
飲食店の皆様には以下の協力をお願いします。○GoToEat参加飲食店をはじめ、参加されない飲食店も、パーティション、アクリル板、テーブル等を利用し、家族や介助者等を除き「4人以下の単位」で
○業種別ガイドライン等に基づく感染防止策の徹底と「感染防止対策宣言ポスター」の掲示
○「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録と、テーブルやカウンターなど見やすいところへのQRコードの掲示
「クラスター対策」緊急呼びかけ(12/30知事緊急メッセージ)
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