テレビや新聞を見ていると新型コロナウイルスの陽性確認に「PCR検査」が行われている、というのは周知のお話。
医療崩壊を防ぐために検査数が少ないだ、なかなか受けられないだ、と様々な話が出ますが実際の検査数や検査日はどうなっているのか。厚生労働省の公開データをグラフ化。
地域ごとのまん延の状況に関する指標等の公表について
なお注意として
※１ PCR検査実施人数は、疑似症サーベイランスの枠組みの中で報告が上がった数を計上しており、各自治体で行った全ての検査結果を反映しているものではない（退院時の確認検査などは含まれていない）
※２ 千葉県は3/21より、神奈川県は3/23より、大阪府は3/22より検査人数を計上している。それ以前の期間は、複数の検体を重複してカウントしているため、合計数には含めていない。
千葉県では3/20までに1716件、大阪府では3/22までに2350件の検査が行われた。神奈川県ではクルーズ船を含む2835件の検査が行われた。※３ 千葉県の４月８日のHP公表データに誤りがあったため、同日分の検査実施人数からは除いている。
ちなみに4月18日時点では4月3日からの累計データ（PDF）になっています。
厚生労働省公開のデータを確認していくと4月3日の次は6日、10日の次は13日と土日の検査は実施されていないか月曜日に合計になっているものと推測。
13都道府県のデータ ※厚生労働省データに基づく
都道府県別
東京が一番多いと予想していたが福岡県がPCR検査数がもっとも多い。
検査日別
検査日ごとにグラフ化してみると月曜が明らかに多くなる傾向。
「PCR検査実施の保健所は土日祝の連休に休んでいる」などの話題を見聞きする場合がありますが、ここまで顕著に月曜日に検査数が増えると単に厚生労働省へのデータ反映が行われないだけで医療現場では検査が行われており、月曜日には少なからず休日分が加味されていそう。
兵庫県の場合
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