杉原紙発祥の地・多可町では、町内すべての小学校6年生が、杉原紙の卒業証書を自分の手で紙漉きし製作しています。
中でも、加美区北部に当たる杉原谷地区は古くは農閑期の副業として紙漉きをしていたと言われており、杉原谷小学校では原料であるコウゾの刈り取りから皮むし、川さらし…など、杉原紙作りの工程を学んでいます。
校舎隣にある紙漉き小屋「春蘭の家」で紙漉き
杉原紙
兵庫県多可町の北部・杉原谷で生まれたこの和紙は、1300年の歴史ある播磨紙の系統を引くと考えられ、今も古の技を受け継いでいます。(杉原紙の里)
中世武士階級のステータスシンボルとして多く流通した「杉原紙」は明治に手漉き紙の衰退とともに急速に需要が失われ幻の紙となっていましたが近年になって発祥の地杉原谷村で復活。
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