兵庫県でアルコール、ギャンブル、薬物といった依存症の問題に向き合っている当事者の方や、そのご家族を支える自助グループなどの活動を応援するため、令和7年度の補助金が募集開始されました。
「誰にも相談できず、一人で悩んでいる…」「家族を支えたいけど、どうすればいいかわからない…」そんな思いを抱えている方はいませんか？
兵庫県は、依存症に関する自助グループなどが、安心して活動できるよう、その費用の一部をサポートします。
今回の補助金の対象となるのは、令和7年4月1日から令和8年3月31日の間に実施される活動で、この補助金を活用して新しく始めること、または今の活動をさらに広げていこうとするものです。具体的には、
- 依存症に関する知識を深めるための研修会やセミナーの開催
- 同じ悩みを抱える仲間と語り合える相談会やミーティングの実施
- 依存症についての正しい理解を広めるための啓発活動
などが対象となります。
気になる補助金の金額ですが、１つの団体につき上限50万円までとなっています（県の予算によって減額される可能性もあります）。
応募できるのは、兵庫県内に活動の拠点を置き、県内で活動を行っている、またはこれから活動を始めようとしている団体。ただし、団体のルール（会則や規約など）があり、きちんと事業を進められる体制が整っていることが条件となります。
この補助金は、皆さんの大切な活動を応援するためのものですので、公共団体や、営利・政治・宗教活動を主な目的とする団体からの応募はご遠慮ください。また、他の団体への資金援助を目的とした活動も対象外となります。
補助金の対象となるのは、活動を実施するために必要な費用です。
申請をご希望の団体は、令和7年5月30日（金曜日）必着で、兵庫県福祉部障害福祉課までご提出ください。
活動が終了した後には、実績報告書を提出していただき、その内容を確認後に補助金が交付される流れとなります。申請に必要な書類などは、兵庫県のホームページからダウンロードできますので、ぜひチェックしてみてください。
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