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選挙へ行こう!兵庫県知事選がアツい!17日投開票。直前、情報の整理と確認

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暮らし

元県民局長の7つの告発

選挙へ行こう!兵庫県知事選がアツい!17日投開票。直前、情報の整理と確認

2024年3月12日の告発文書

まとめるとこんなかんじ。なお真実か否か、という結論は11月現在出ていません。文書問題調査特別委員会(兵庫県議会)で調査が進められています。

  • 五百旗頭真氏の死去に関する経緯
    知事側の理不尽な対応が、学術界の要人である五百旗頭真氏の急逝を引き起こしたとされる。五百旗頭氏は、知事の側近からの突然の解任通告に強いストレスを感じた。
  • 知事選挙における違法行為
    兵庫県知事選挙において、複数の県職員が違法な事前運動や選挙支援を行い、その結果として不当な昇進を受けた。
  • 投票依頼の違法行脚
    次期知事選挙に向け、知事が複数の商工会などを訪問し、事前に投票依頼を行った。
  • 贈答品の不正受領
    知事は視察や協定を通じて高級品を贈答されており、一部は贈収賄の可能性があるとされる。贈り物を受け取る際の操作も指摘されている。
  • 政治資金パーティの不正
    知事の政治資金パーティで、県の補助金を削減する圧力を用いて、商工会などにパーティー券の大量購入を求めた。
  • 阪神・オリックス優勝パレードの不正資金調達
    パレード資金が不足したため、県補助金を増額して募金を補填したとされる。不正な資金調達と関係者への圧力が疑われる。
  • パワーハラスメント
    知事は気に入らない職員を怒鳴りつけたり、過剰な指示を深夜や休日に行ったりしており、職員に強いストレスを与えている。

それぞれの告発は真実だったのか。知事辞職にあたって「公益通報者保護法」違反が述べられるケースがあります。

公益通報者は、企業や組織内での不正行為や法令違反を内部または外部の関係機関に報告する人のことで、職場の内部告発者(いわゆる「内部告発者」)も含まれます。

なお「公益」の言葉とおり告発内容が事実に基づいており、公共の利益を目的としていることが求められます。不正行為や違法行為が対象となり、通報が私的な利益を目的としないことで保護の対象となります。

客観的にChatGPTに告発文書について「文章の正確性、公平性、公益性について考えて」と投げてみたところ、以下のような内容に。

ChatGPTで告発文書を分析

1. 正確性

  • 情報源の信頼性:文章内では特定の人物や出来事について具体的な批判がなされており、名指しでの指摘も多いです。しかし、具体的な証拠や裏付けが提示されておらず、信頼性を判断するための情報源が不明です。したがって、情報の正確性には疑問が残ります。
  • 裏付けの欠如:齋藤元彦兵庫県知事に対する違法行為や不正行為の告発が行われていますが、その証拠や事実確認に基づく記述が欠けています。このため、内容の信憑性を評価するのは難しいです。
  • 主観的な表現:一部の記述に感情的または主観的な表現(例:「ハッキリ言って、嫌がらせ以外の何ものでもありません」)が含まれており、情報が偏っている可能性があります。客観的な事実報告というよりは、主張に基づいた意見が含まれている印象です。

2. 公平性

  • 偏りのある主張:文章全体で齋藤知事およびその周囲の人物に対して一貫して批判的であり、彼らの行動を否定的に解釈しています。対立する意見や反論が提示されておらず、特定の立場に偏った見解と感じられます。
  • 公正な評価の欠如:対立する意見や事実関係の異なる側面が一切考慮されていないため、公平な視点からの評価が行われていないと判断されます。

3. 公益性

  • 問題提起の価値:兵庫県知事および行政に関する疑惑や不正行為についての情報提供は、公共の利益に関わる重要なテーマです。政治家や公務員の行動に疑問がある場合、それを告発することは公益性があるといえます。
  • 名誉毀損のリスク:しかし、特定の個人や団体への名指しでの批判が含まれており、証拠のない告発が事実無根である場合には、名誉毀損のリスクがあります。そのため、公益性を主張するためには、適切な証拠の提示と公正な手続きが求められます。

総合的な評価

この文章は、ある立場からの強い主張を含んでいるものであり、正確性と公平性において疑問が残る内容です。公益性については、問題提起としての価値はあるかもしれませんが、それを支えるための信頼できる証拠や情報が不足しているため、その意図が十分に果たされているかどうかは不明です。適切な裏付けとバランスの取れた情報提供がない限り、批判的な告発としての信憑性が低いと評価されるでしょう。

なるほど。

「公益通報者保護法」に照らし合わせて

3月12日に行われた報道機関等、外部への告発については「公益通報者保護法」に照らし、「真実相当性(単なる憶測や伝聞ではなく、通報対象事実を裏付ける証拠や関係者による信用性の高い供述など、相当の根拠)」が必要で告発者自身がその証明をする必要がありますが、内部への通報(今回であれば兵庫県庁への通報)はその限りではありません。

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元局長の陳述書

元局長の陳述書

全文については兵庫県議会HP

ChatGPTで陳述書を分析

Q&Aについて感想は?

1. 情報の信憑性についての疑問

  • 告発文書の根拠となった情報源が特定の個人に依存しており、その情報の信頼性が疑わしい部分があります。特に、「日にちについては聞き間違いがあり、記載に誤りがある」との発言や、「命を縮めたことは明白」という断定が「憶測である」と認められた点は、告発内容の正確性に疑問を抱かせます。
  • また、具体例として挙げられた出来事も、一部は噂や伝聞に基づいているようで、証拠や確実な裏付けに乏しい印象を受けます。

2. 齋藤知事への批判の根拠が曖昧

  • 「井戸嫌い」や「年長者嫌い、文化学術嫌い」といった評価は、具体的な行動に基づいているように見えますが、それらが実際に政策や意思決定にどう影響したかについての明確な説明が不足しています。例えば、井戸前知事を式典でどのように扱ったか、文化イベントへの参加姿勢などが批判の根拠として挙げられていますが、それが違法行為に繋がるわけではなく、道義的問題として取り上げられています。

3. 違法性と道義的問題の区別が曖昧

  • 質問「どこが違法行為なのか」に対する回答で、「道義的問題」であると説明されています。つまり、告発の一部は法律違反というよりも倫理的・道徳的な観点からの批判に重きを置いているようです。この点は、告発の正当性や重要性を判断するうえで非常に重要です。違法行為と倫理的問題を明確に区別しないと、告発の信憑性や正当性が損なわれる可能性があります。

4. 齋藤知事の政策スタンスへの批判

  • Q&Aからは、齋藤知事が前任の井戸知事と異なるスタンスを取っていることが強調されています。例えば、文化・学術分野に対する冷淡な対応や、年配者を軽視しているという評価は、井戸知事時代との方針転換として捉えることができます。知事としての価値観や政策優先度が変わったこと自体は必ずしも違法とは言えませんが、それが不快感や不信感を引き起こしていることは明らかです。

5. 個人的な感情が絡む部分が目立つ

  • 告発の背景には、個人的な感情や利害が絡んでいるようにも見受けられます。特に、前任者との対比や五百旗頭氏への対応についての言及は、個人の感情的な反発や不満が告発の動機の一部を形成している可能性を示唆しています。

6. 具体例の意義が不明確

  • 提供された具体例(表彰式での対応、文化イベントへの不参加、躍動カフェの方針など)は、齋藤知事の個人的な価値観や政策の方向性を示しているかもしれませんが、それが道義的・法律的に問題となるかは明確ではありません。これらの例が、どのように県政全体や住民に悪影響を及ぼしたのかについての具体的な説明が不足しています。

総合的な感想

このQ&Aからは、齋藤知事の言動や方針に対する不満が強く表れており、その不満が道義的問題として告発に繋がっていることがわかります。しかし、法的な根拠が弱く、個人的な価値観の違いや政策スタンスの相違が告発の中心にある印象です。道徳的・倫理的に問題視される行動が多いという指摘は理解できますが、違法性を問うには証拠が乏しいため、告発文書全体としては説得力がやや弱く感じられます。

文章の内容には具体的な指摘が多数含まれていますが、信頼性を完全に担保するための客観的な証拠や情報源が不足しているため、現時点ではそのまま鵜呑みにすることは危険です。公開されている情報が正確かどうかを確認するためには、より多くの証拠や関係者の意見を参考にする必要があります。また、情報の出所が不明確であり、一方的な批判が多いため、偏った視点が反映されている可能性も考慮するべきです。

そのため、この文章を信頼するかどうかは慎重に検討し、できれば他の独立した信頼性のある情報源からも確認することが望ましいです。

なるほど

AI(ChatGPT)での分析では告発文章の真実相当性については疑わしいとの結果。調査結果は文書問題調査特別委員会からの発表を待ちましょう。

兵庫県職員アンケート調査結果を確認

回答期間令和6年7月31日(水)~8月14日(水)
回答件数6,725件

兵庫県職員アンケート調査結果を確認

兵庫県職員へ告発のあった7項目について以下で回答するもので報じられた内容では多くの職員が疑惑について肯定するような印象。

  • A:目撃(経験)等により実際に知っている
  • B:目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた
  • C:人づてに聞いた
  • D:知らない
  • 無回答
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【Q1】五百旗頭真理事長ご逝去に至る経緯について

回答割合
A:目撃(経験)等により実際に知っている0.1%
B:目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた0.8%
C:人づてに聞いた8.6%
D:知らない90.4%
無回答0.0%

伝聞(人から聞いた)、知らないという人は全体の99.9%

【Q2】令和3年の知事選挙における県職員の事前選挙活動等について

回答割合
A:目撃(経験)等により実際に知っている0.4%
B:目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた1.3%
C:人づてに聞いた8.3%
D:知らない90.0%
無回答0.0%

伝聞(人から聞いた)、知らないという人は全体の99.6%

【Q3】次回知事選挙に向けた投票依頼について

回答割合
A:目撃(経験)等により実際に知っている0.1%
B:目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた0.5%
C:人づてに聞いた4.7%
D:知らない94.7%
無回答0.0%

伝聞(人から聞いた)、知らないという人は全体の99.9%

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【Q4】知事が贈答品を受け取っていることについて(おねだり)

回答割合
A:目撃(経験)等により実際に知っている1.4%
B:目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた4.4%
C:人づてに聞いた17.7%
D:知らない76.5%
無回答0.0%

伝聞(人から聞いた)、知らないという人は全体の98.6%

【Q5】知事の政治資金パーティー実施にかかるパーティー券の購入依頼について

回答割合
A:目撃(経験)等により実際に知っている0.0%
B:目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた0.6%
C:人づてに聞いた4.0%
D:知らない95.4%
無回答0.0%

【Q6】阪神・オリックス優勝パレードにかかる信用金庫等からのキックバックについて

回答割合
A:目撃(経験)等により実際に知っている0.1%
B:目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた1.2%
C:人づてに聞いた8.8%
D:知らない89.9%
無回答0.0%

伝聞(人から聞いた)、知らないという人は全体の99.9%

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【Q7】知事のパワーハラスメントについて(パワハラ)

回答割合
A:目撃(経験)等により実際に知っている2.1%
B:目撃(経験)等により実際に知っている人から聞いた11.9%
C:人づてに聞いた28.4%
D:知らない57.6%
無回答0.0%

伝聞(人から聞いた)、知らないという人は全体の97.9%

大半の職員が疑惑を実際に知っている、というのは無理がありそう。

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