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ブカツから姫カツへ。段階的に学校部活動を地域クラブ活動へ移行/姫路市

姫路市役所
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姫路市で、市立中学校及び義務教育学校(後期課程)の休日の部活動を、地域のスポーツ・文化芸術活動を行う地域クラブ活動へ段階的に移行する取り組みがスタートしました。

なぜ、学校部活動の地域移行が必要か?

「学校規模や競技により部活動数に差があり、生徒の入学する学校、希望する種目によって選択肢に大きな格差が生じている」と姫路市。

姫路市立中学校・義務教育学校では、現在429の部活動が行われていますが、少子化による生徒数や教員数の減少に伴い、各学校での部員数が減少し、単独でのチーム編成が難しくなる傾向があり、希望する部活動を選択できなくなる可能性が高まっています。

そんな中、姫路市教育委員会は2月「部活動改革(部活動地域移行)について【概要】」を発表。

国の方針に沿い、中学校総合体育大会以降を目途に、休日の学校部活動の地域移行を目指すことを目的とした「姫カツ」を新たに設立。

令和5年度から7年度は、改革推進期間として、学校や市内の関係団体と連携し、実証事業を実施して、姫路市の地域クラブ活動の在り方を検討していく予定となっています。

姫カツとは?

ブカツから姫カツへ。段階的に学校部活動を地域クラブ活動へ移行/姫路市

市内の関係団体が運営する地域クラブ活動であり、地域の指導者が指導を行います。

合同練習型、部活動移行型、体験型といった地域や競技の実情に合わせて、全市・ブロック・近隣校区同士の学校の枠を超えた活動単位や校区単位による地域クラブ活動として行うことにより、現在の学校部活動をめぐる課題を少しでも解決し、多様なニーズに応じた子どもたちのスポーツ・文化芸術活動の機会を確保することを目的としています。

学校部活動の今後

休日の学校部活動は地域クラブ活動(姫カツ)に移行し、競技大会やコンクールなどには引き続き学校から参加する方針です。

姫路市の取り組みは、将来の子どもたちのスポーツ・文化芸術活動に対する多様なニーズに応える重要な一歩となるでしょう。

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