兵庫県警察本部交通企画課と福崎警察署は、兵庫県神崎郡福崎町西治にある福崎浄化センターで2月13日、夜間運転時の視認性実験を実施しました。地域住民など約30名が参加し、実験に積極的に取り組みました。
兵庫県内での交通事故死者数が増加しており、2024年に入ってからだけでも19人が亡くなっています。
そのうち8件は人対車両の事故であり、全ての事故で反射材が使用されていなかったとされています。
この視認性実験は、人対車両の死亡事故が増加している状況を踏まえ、神崎郡内各町で2月から実施されているもので、実験では、歩行者に反射材の利用や服の色による安全性について説明が行われ、運転者にはハイビームの積極的な活用が呼びかけられました。
福崎署は、「絶対に悲惨な事故を起こさない」という信念のもと、明るい服装と反射材の活用を推奨しています。参加者は、ロービームとハイビーム、また服の色による見え方の違いを実際に体験しました。
交通事故の防止には、運転者と歩行者双方の意識と行動の改善が不可欠です。
今回の実験を通じて、安全な交通環境の実現に向けた取り組みが進められています。
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