生活保護制度を中心に生活困窮の方のへサポートを行っている兵庫県福崎町では、一時的に助けてほしい、生活保護を利用せず乗り切りたい、生活保護制度の基準に満たず、制度を利用できないが生活が苦しい、など、制度ではサポートできない時、NPO法人フードバンクはりまのフードバンク活動を利用しています。
フードバンク応援の取り組み
コロナ禍による生活困窮者の増加
コロナ禍により、2020年以降、特に非正規として働かれている方等は、その影響が給料に直接影響を及ぼし、生活苦に陥る方が急増しました。
福崎町では国の給付金、社会福祉協議会の貸付制度など、公的な制度でサポートを行いつつ、NPO法人フードバンクはりまへ食料支援の依頼を行うことも多くなりました。
官民の連携
NPO法人フードバンクはりまも、広域の支援を行っていることから、当然備蓄食料も減っていきます。
福崎町として、食料の支援を受けるだけではなく、食料の寄附を受け、フードバンクはりまへ届けることが重要と考え、令和2年7月3日、NPO法人フードバンクはりま、福崎町役場、福崎町社会福祉協議会の3者で、フードバンク活動に関する合意書を締結。
フードドライブの実施
福崎町では、随時の食料の寄附を受けつつ、定期的なフードドライブ活動を始めました。
おおよそ3か月に1回程度、福崎町役場1階ロビーで2日間の開催を続け、これまで、合計13回のフードドライブ活動を行い、合計614件、5,576㎏の食料と日用品の寄附を受け、それらをNPO法人フードバンクはりまへ提供を行っています。
住民や、福崎町内の企業、学生からの多くの協力があり、フードドライブ活動が継続されています。
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