2021年4月1日より本格運行がスタートした福崎町と姫路市をつなぐ、コミュニティバス「ふくひめ号」。
「福崎町・姫路市の公共交通空白地域の解消」「JR播但線の利用促進」「企業の雇用確保」「障がい者就業支援」など多様な課題を解決するべく、2019年10月から2021年3月末までトヨタ・モビリティ基金の助成金を活用した社会実験が行われました。
期間中は 16,348人が利用。コロナ禍においても利用者数は徐々に増加傾向にあり、利用者・住民・企業アンケートでは「地域を支える効果的な支出」であることが確認されたことから本格運行がスタート。
行政主体の運行でありながら、工業団地やニュータウンなど、沿線の関係者が主体的に利用促進に取り組むことで、行政と沿線地域が連携できた事例として評価され、トヨタ・モビリティ基金(TMF)では「地域に合った移動の仕組みづくり」の成功事例として動画が11月に公開されました。(トップ)
「ふくひめ号」のルートは主に、「JR福崎駅(福崎町)」「工業団地(福崎町)」「溝口ニュータウン(姫路市)」「JR溝口駅(姫路市)」を結ぶものもので乗車料金は200円/1回(※小学生は100円、未就学児は無料)
乗車にあたって特に事前申し込みの必要はなく、社内での定期券の購入も可能なのだとか。
時刻表など詳細は公式ページまで
「ふくひめ号」運行ルート
「ふくひめ号」運行ルート
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