令和8年2月13日、兵庫県内の203校(無作為抽出)を対象とした健康診断の結果が公表されました。
今回の調査では、兵庫県の子どもたちが全国的に見ても「健康的でスリム」であるという興味深い姿が浮き彫りになっています。
体格は「安定」と「スリム」がキーワード
兵庫県の子どもたちの身長・体重は、全国平均と大きな差はなく、昭和50年度以降続いていた上昇傾向も現在は「ほぼ横ばい」の安定期に入っています。
身長・体重の平均値の推移 (昭和50年度以降)
全国トップクラスの「非・肥満」:肥満傾向児の出現率は、なんとすべての年齢で全国平均を下回っています。11歳の際立った数字:特に小学校高学年の11歳では、全国平均よりも3.01ポイントも低いという、健康的な結果が出ました。
劇的に進んだ「むし歯ゼロ」への道
かつては「子どもの悩み」の代名詞だったむし歯ですが、現在の兵庫県では驚くほど減少しています。
むし歯の者の割合の推移
30年前との圧倒的な差:12歳(中学1年生頃)の永久歯のむし歯数は、平均でわずか0.4本。平成6年度の3.6本から劇的に改善されました。
減少傾向の継続:平成5年度には70〜90%台だったむし歯率も、現在は全ての学校種別で右肩下がりです。
学校別の現状:令和7年度のむし歯がある子の割合は、幼稚園で21.8%、小学校で31.2%、中学校で26.1%、高校で34.3%となっています。
現代の子どもが抱える「視力」と「アレルギー」
一方で、ライフスタイルの変化を感じさせる課題も見えてきました。
視力の低下
「小1の壁」での変化:6歳では19.2%だった「視力1.0未満」の割合が、7歳(小学1年生)になると26.2%へと急増します。
年齢が上がるにつれて視力が低下する傾向がはっきりと確認されています。
アレルギーのピークは小学校
アトピー性皮膚炎:小学校が2.7%と最も高く、高校(1.9%)にかけて減少します。
ぜん息:こちらも小学校が2.4%でピークとなり、高校(1.4%)では半数近くまで落ち着く傾向にあります。
知っておきたいポイント
今回の令和7年度調査は、コロナ禍による変則的な期間(令和2〜5年度)を経て、本来の「4月〜6月実施」というサイクルに戻った貴重なデータです。
そのため、過去4年間の数値とは単純に比較できないという点にだけ注意して、今後の健康づくりの参考にしていきましょう。






















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