みなさん、あけましておめでとうございます! いよいよ令和8年(2026年)がスタートしました。新年といえば、気になるのがその年の「主役」たちですよね。
今回は総務省が発表したばかりの最新データから、「午(うま)年生まれ」のヒミツと、フレッシュな「新成人」の状況を、やわらかく・おもしろく解説します。
日本を駆ける「ウマ女・ウマ男」は940万人!
2026年の主役、午年生まれの人は全国に940万人います。
日本の総人口が約1億2296万人に占める割合は7.6%なので、100人いたら、だいたい7人〜8人は午年という計算ですね。
ここでちょっと面白いデータをチェックしてみましょう。
女性の方がちょっと多い?
男性456万人に対し、女性は484万人。なんと女性の方が28万人も多いんです。「ウマ女」パワー、恐るべし!
最多の「午年」世代はいつ?
一番人数が多いのは、昭和53年(1978年)生まれのみなさん。今年48歳になる世代で、168万人もいらっしゃいます。
- 平成26年(2014年) 12歳:100万人
- 平成14年(2002年) 24歳:125万人
- 平成2年(1990年) 36歳:128万人
- 昭和53年(1978年) 48歳:168万人(最も多い)
- 昭和41年(1966年) 60歳:130万人
- 昭和29年(1954年) 72歳:147万人
- 昭和17年(1942年) 84歳:119万人
- 昭和5年(1930年) 96歳:23万人
十二支の中では「最下位」!?
実は、十二支別の人口で見ると、午年は一番人数が少ないんです(図1参照)。一体なぜでしょうか……? その答えは、あの「伝説」にありました。
「丙午(ひのえうま)」のジンクスが統計に出ている!?
グラフをよく見ると、午年の中でも「昭和41年(1966年)生まれ」のところが、ガクンと凹んでいます。
これは「丙午(ひのえうま)の年に生まれた女の子は気性が激しい」という昔からの迷信を気にして、この年の出生数がガクッと減ったからなんです。
統計データにまで影響を与えるなんて、昔の人のジンクスの信じ込み方はすごいですね。
ちなみに、昭和41年生まれの方は今年で60歳の還暦。丙午の還暦、なんだかとてもパワフルで縁起が良そうです。
18歳の新成人は109万人!意外な「上昇」のワケ
続いては、未来を担う「新成人」のお話。 令和8年の新成人(平成19年生まれ・18歳)は、全国で109万人です。
前年と同数でキープ! 「少子化でどんどん減っているのでは?」と思いきや、去年の109万人からキープしています。
人口比率はなぜか「アップ」?
面白いことに、総人口に占める新成人の割合は0.89%(前年比+0.01ポイント)と、わずかに上昇しています。
「えっ、人数が増えてないのに割合が増えるの?」と思いますよね。
実はこれ、日本の総人口そのものが減っているため、相対的に新成人の割合が上がって見えるという、ちょっぴり切ない(?)統計マジックなんです。
まとめ:2026年は「ウマ」くいく年に
午年は、古くから「物事がうまく運ぶ」「飛躍する」象徴として親しまれてきました。
人数は十二支で一番少なくても、その分一人ひとりの個性が光る、スピード感あふれる1年になりそうですね。
新成人のみなさんも、午年生まれのみなさんも、そしてそれ以外のみなさんも、2026年がウマ〜くいく素晴らしい年になりますように!
今回のデータは、総務省統計局の「人口推計」に基づいています。 さらに細かい数字が気になる方は、公式サイトを覗いてみてくださいね。 (出典:総務省統計局ホームページ)
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