兵庫県神河町が、町の歴史をひもとくシリーズ「地域のたからもの」を公開しています。これは、神河町史の編さんにあわせて、町に眠る歴史文化遺産を分かりやすく紹介する企画です。
これまでに紹介された、歴史好きにはたまらない2つのスポットをピックアップしてご紹介します。
赤松氏の最前線「大山城」
神河町杉と大山にまたがる山頂にある大山城(おおやまじょう)は、南北朝時代に築かれたとされる山城です。当時、播磨国を治めていた赤松氏が、但馬の山名氏との争いに備えて作った、いわば最前線の拠点でした。
城跡には、今も大きな堀や曲輪(くるわ)などが残っており、当時の緊迫した様子をうかがい知ることができます。
地元の皆さんが見学イベントを企画することもあるそうなので、歴史のロマンを感じたい方は、ぜひチェックしてみてください。
古代の謎に迫る「新野山根古墳・北野遺跡」
もう一つは、新野熊野神社近くの新野山根古墳(にいのやまねこふん)と北野遺跡(きたのいせき)です。
6世紀後半に作られたとされる古墳と、その周辺に広がる古代の遺跡で、特に注目すべきは「円面硯(えんめんけん)」という珍しい硯(すずり)が発見されたこと。
これは、文字を書く役人がいた可能性を示す貴重な手がかりで、この地域が当時、重要な役割を担っていたことを物語っています。
これらの情報が掲載されている元のページでは、さらに詳しい解説や写真、イラストも公開されています。神河町の知られざる歴史に触れてみませんか?
※神河町の歴史文化遺産シリーズ「地域のたからもの」まとめページより情報を一部抜粋・要約して掲載しています。最新情報や詳細は、神河町公式サイトのページでご確認ください。






























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