WEBサイトで必須ともなっている「お問い合わせ」フォーム。
設置していると一般的なお問い合わせや営業のメールなどが国をとわず送信されてきます。
よほど悪質なものはブラックリストやIPで直接拒否ができますが情報を発信を生業とする当社にとって直接的にビジネスにつながらなくとも内容には興味をもっていたり。
また、なんだかよくわからないメールが来てどうしたらいいの?
という方のために「なんだか重要そうなメール」のチェックするポイント。
IIMONO.TOWN Web DELETE Alert
来たメールの件名を直訳すると「IIMONO.TOWN Web(当サイト)削除 警告」。
うーん、「DELETE」「Alert」という単語自体はわかりやすいので、とりあえずサイトが削除される、ってことらしい。
This final email is to reiterate to you that your invoice number ************ due on 2020-08-16 is SUSPENDED. Please be sure that you make payment AS SOON AS POSSIBLE to prevent any TERMINATION of service to IIMONO.TOWN.
Do take note that if no payment is received within the next 2 business days, your data may be purged and deleted.
(このメールは、2020-08-16の請求書番号*********の支払いが保留されていることを再確認するための最後のメールです。IIMONO.TOWNへのサービスの停止を防ぐため、できるだけ早くお支払いください。
2営業日以内にお支払いがない場合は、データを削除する場合がありますのでご注意ください。)
なんだかわからないけど支払わないと2日後にはなんだかよくわからないサービスが停止されるらしい。
なにかのデータが削除らしい
ドメイン(※当サイトの場合「iimono.town」)、ホームページ用のサーバーを自社で管理されている場合は管理サービスへログインして有効期限などを確認することが可能ですが通常、ドメインとサーバーの有効期限月は把握しておくと、この時点でスパムメールということも判明します。
しかしながら万が一、ということもあるので見るポイントなど。
見るポイント
差出人は誰なのか
メールの内容に限らず送信者が誰(ドメイン※@マーク以下)なのかを確認しましょう。
今回の場合、「domainnamegrant.com」からメールが送信されています。なんだかいかにもドメインを管理しているサービスのようなドメイン。
ここで把握しているサービスの場合は内容に信憑性があるので真面目に内容を確認してもいいでしょう。有名所で言うと「お名前.com」「ムームードメイン」「バリュードメイン」など。
さて今回いかにもなドメインから警告メールが来たのですがこういうときには「whois」を利用しましょう。
ドメイン情報
「whois」とは、ドメイン名登録情報検索サービスです。登録者情報、ネームサーバホスト情報、担当者情報、ドメインの状態などを確認することができます。
確認したところ
ドメインの作成日が10日ほど前でした。サイトを確認してみると、
SSL化されておらず、サイトも表示されない状態。
アウト
メールの続きには
Disclaimer notice: We can not be held legally accountable for any claims, damages or loss which you might incur due to the cancellation of IIMONO.TOWN. Any such damages may include but are not exclusively limited to: monetary losses, deleted data without prior backups, reduction in search engine positions, missed leads, undeliverable emails or any other service, technical or business damages that you might suffer. For more information please refer section 12. a4 of our Terms of Service.
免責事項のお知らせ
IIMONO.TOWNの解約により発生したクレーム、損害、損失について、当社は法的責任を負いません。
このような損害には、金銭的な損失、事前のバックアップなしに削除されたデータ、検索エンジンの順位の低下、リードの喪失、メールの不達、その他のサービス、技術的、ビジネス上の損害などが含まれますが、これらに限定されるものではありません。
詳細については、当社のサービス利用規約のセクション12を参照してください
うーん、解約も何も契約していないんですけど。
そしてお決まりの文句
This is the last renewal message which we are legally required to transmit about the expiration of IIMONO.TOWN certificate.
弊社が法的に発信しなければならない最後の更新メッセージです。
うーん・・・
All online services will be restored automatically on IIMONO.TOWN upon successful confirmation of payment. We thank you for your attention and continued business.
ご入金の確認が取れ次第、iimono.town上では全てのオンラインサービスが自動的に復旧いたします。今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
うーん・・・、遠慮します
つまり
日本語以外のメッセージで「ドメイン」「停止」などの言葉が並べてあってもサイトの状況を把握しおり、見るポイントを抑えていればメールが正規のものか迷惑メールなのかを判断することは可能です。
内容を理解した上で「あ、スパム」ポイ、でOK
COMMENT
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