ホームページ制作をお手伝いをしていて少し気になったこと。
20年ほど前ならまだしも、WEBサイト(ホームページ)を公開したから、といって実店舗への問い合わせは急増するものではありません。数多のWEBサイトの中で優位に立つ施策や取り組みが必要ですが、2022年現在世界のWEBサイトはどれぐらい存在するのか知っておくのもいいでしょう。
1989年にイギリスの物理学者Tim Berners-Lee(ティム・バーナーズ=リー)によって考案された現在のWEBサイトのシステム(WWW)。
世界初のWebサイトは「CERN(セルン)」
世界初のWebサイト(info.cern.ch)は1991年8月6日にスイスのCERN(セルン:欧州原子核研究機構)によって公開されました。
公開当初は「1」だったWEBサイトは2014年9月には10億を突破。2022年現在、いったいいくつのサイトがあるのか気になるところ。
2012年、2014年、2017年に急増しているのがわかります。(オレンジ棒グラフ)
ちなみに、yahoo.comは1994年、amazon.comは1995年、google.comは1998年にサイトが立ち上げられています。
世界のWEBサイトの数は約19億
最初にこの記事を公開した年の2019年は初のWebサイト公開から30周年を迎えた年で世界のWEBサイトの数は約16億でしたが2022年現在では約19億と3年で3億増えています。
ただ注意すべきことは、ここで言うWEBサイトとは固有のホスト名 (ネームサーバーを使用してIPアドレスに解決できる名前))の数ということで、いわゆる普段閲覧するホームページと言われる有効なWEBサイトの数はそのうちの25%程度となり、5億程度と推定されます。
“Website” we mean unique hostname (a name which can be resolved, using a name server, into an IP Address).
It must be noted that around 75% of websites today are not active, but parked domains or similar.日本語訳:「ウェブサイト」とは、一意のホスト名(ネームサーバーを使用してIPアドレスに解決できる名前)を意味します。今日のウェブサイトの約75%はアクティブではありませんが、ドメインパーキングに注意する必要があります。
参考
世界人口白書2021によると2021年の世界人口は78憶7500万人で、2020年に比べ8000万人増加。
昨年は約17人に一人はWEBサイトを持っている計算としていましたが、2022年現時点では15.7人に一人という計算に。
こちらは独自ドメインでの数字なのでSNSやブログサービスを”ホームページ”として利用されている方をあわせれば途方も無い数の”ホームページ”が存在していることでしょう。
ホームページ、メンテしていますか。
競争が激しくなるホームページですが更新が滞っていませんか?久々にアクセスしたらサイトのレイアウトが崩れたり、表示されないといったトラブルも。
そういったトラブルのまま放置していると検索結果や自社サービスのブランドイメージにも悪影響を及ぼすので早期に対応をしてくださいね。
(トップ画像の縦棒はサイト数。グレーの折れ線は増加率※2019「www.internetlivestats.com」より)
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