当サイトをご覧頂いている方にとって、当社は「地域系情報のWEBサイト」というイメージをもたれている方も多いでしょう。
実際にはWEBメディアの運用とあわせてEC(通販サイト)の運営、WEBサイト運用、分析、データ入力、WEB制作、動画制作、講師などパソコン、インターネットを使った業務を行っており、パソコンに触れない日は無いといっても過言ではありません。
こういったお仕事を20年ぐらいしていると、さすがにキーボードでの文字入力やキー操作は日常ですが、日々キーボードに触れられている方であればこんな疑問をお持ちになられたことはないでしょうか。
キーボードも使用期間が長くなるとよく使うキーの表面が磨り減ってツルツルに(トップ画像)
今回はWEB系の会社の人のキーボードの入力回数を約9日間計測し、よく使うキー、なぜそのキーを使うのかをまとめてみました。
よく使うキーはどれ?
「キーの入力回数」を計測してみようとおもったきっかけ
商工会の課題別専門家として地域内の事業所にお伺いし、PC、WEBの課題解決に向けてパソコンの操作方法や活用方法について説明を行うことがあります。
専門家としてお伺いしてご説明する際には、普段の操作方法でまず行って頂きながら、操作方法や改善方法を説明していきますが、よく使うPC操作方法のひとつ「コピー」や「貼り付け」という操作についてはマウスの右クリックからメニューを出して「コピー」を選択する方が大半です。
マウスでメニューを開いてコピー
一日に数度のコピーや貼り付け程度であればそうでもありませんが、一日に何百回、何千回とコピーするような状況であれば「いちいちメニューを開いて選択するのは面倒」
メニュー横には「Ctrl+C」「Ctrl+V」といったショートカットが記されており、頻繁に使う操作については自然とショートカットを使うようになった方も多いでしょう。
慣れるとそうでもありませんが、複数のキーを同時に押す、ということは慣れない方にとっては逆に時間が必要となる場合もあるため、強く推奨するものではありません。
計測をスタート
計測にあたっては「Vector」で公開されている「タイプ数カウンター」を使用。
現在ダウンロード可能なものは2008年に公開されたものですが、シンプルながらもキーボードタイプ数とマウスクリック数をカウントし、表示するソフトで1日のタイプ数やどのキーを何回押したかといった事が簡単にわかります。
今何回ぐらい打ったのか、と確認したくなる気持ちを抑え、日常業務に。とは言ってもサイトの記事制作、WEBサイトメンテナンス、資料作りが主なキー操作内容。
そして9日間後。
キーボードの入力数の計測結果
その時に抱えている仕事の内容によっても変わるかと思いますが記事作成時点、カウント日数9日での累計は「約93800回」、平均一日あたり「10400回」という状況。
順位 | キー | 回数/1日 |
1 | Enter | 1000 |
2 | A | 670 |
3 | Ctrl | 650 |
4 | BackSpace | 550 |
5 | I | 540 |
6 | O | 510 |
7 | Space | 500 |
8 | N | 480 |
9 | → | 480 |
10 | U | 470 |
11 | T | 360 |
12 | C | 350 |
13 | ← | 350 |
14 | K | 330 |
15 | E | 310 |
16 | S | 290 |
17 | Shift | 260 |
18 | V | 240 |
19 | R | 180 |
20 | M | 160 |
入力数1位:Enterキー
2位の「A」と比べて約1.5倍の入力数となったエンターキー(リターンキー)。記事制作時の改行の他、入力時に確定させる場合に使用することから最も利用するキーとなりました。
入力数2位:「A」キー
「Ctrl+A」で全選択を行う場合にも利用していますが、大半は文字入力時に母音(あ、か、さ、た・・・)としての利用が大半。
入力数3位:「Ctrl」キー
そもそも計測数を調べるきっかけになったショットカート操作には欠かせない「Ctrl(コントロール)」キー。コピーや貼り付け、切り取り、検索、置き換えなど使わない日はありません。
入力数4位:「BS(backSpace)」キー
あまり公表はしたくないもののBSキーが第4位。文字修正の際に一文字消してくれる便利なキーですが、多い=入力ミスが多いということ。
入力数5位:「I」キー
こちらも「A」と同じく母音のキー。文字入力をしていると自ずと増えます。「い」という文字入力以外での操作の覚えはなし。(書体を斜めにすることができるが頻度はほぼ0)
マウスの入力数
ある程度予想はしていましたが、圧倒的に左クリックのみ。右クリックと比べるとその差は60倍。
まとめ
「Ctrl(コントロール)」キーの入力数が多いのはなんとなく想像していましたが、文字入力(記事制作)をすることも多いので必然的にローマ時入力での母音「A」「I」「U」「E」「O」と子音「K」「S」「T」「N」「H」「M」「Y」「R」「W」が多くなるのでしょう。
「C」、「V」についてはコントロールキーと併せてのショートカットとして利用している自覚あり。
なおこの9日間で使用回数ゼロのキーは「Pause」「PageUP」「PageDown」「無変換」「Windowsキー」「F10」「F11」「F12」「NumLock」「ScrollLock」でした。
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