今年、岩手県遠野市と兵庫県福崎町は「友好都市共同宣言」の調印から10周年を迎えました。この節目を祝うため、両市町では特別なクラフトビール「KAPPA Ale(カッパエール)」が限定販売されています。
記念式典とビールの発表
「友好都市共同宣言」は平成26年8月に調印され、今年の令和6年でちょうど10周年となりました。
これを記念して、8月には遠野市で記念式典が実施。式典では、遠野市の特産品であるホップと、福崎町の特産品であるもち麦を使った特別な記念ビールの製造が発表されました。
ビールの製造を手がけたのは、遠野市の「上閉伊酒造株式会社」で、もち麦は、福崎町議会の前川議長から上閉伊酒造に贈呈され、両市町の絆を深めるシンボルとして使用されました。
福崎秋まつりでのビールお披露目
10月26日(土)に福崎町で開催された「第49回福崎秋まつり」では、完成した「KAPPA Ale」のお披露目が行われました。
このイベントには遠野市から多田市長や多田議長、上閉伊酒造の新里社長も参加。記念のビールは、遠野市議会の多田議長から福崎町の前川議長に贈呈されました。
「KAPPA Ale」の魅力
「KAPPA Ale」は、遠野産のホップ「IBUKI」と福崎町産のもち麦を使用した特別なペールエール。
エールビール特有のフルーティーな香りが楽しめ、IBUKIホップの爽やかな香りがほんのり漂います。もち麦の適度な甘みと、ホップの程よい苦味が絶妙なバランスを生み出しており、豊かなコクを堪能できる一杯です。
デザインにもこだわり
ビールのラベルデザインは、遠野市の「BrewGood」デザイナー、上西尚宏氏が手がけました。
デザインには、遠野物語の幻想的な世界観が切り絵風のイラストで表現されており、両自治体のシンボルである河童たちがビールで乾杯する遊び心あふれるデザインです。
友好都市10周年を祝う特別なラベルが、ビールをさらに特別なものにしています。
限定販売と購入情報
「KAPPA Ale(カッパエール)」は、福崎町内で限定販売されています。購入できる場所は以下の通りです:
- 駅前・辻川観光交流センター
- 文珠荘
- もちむぎのやかた
1缶(350ml入り)は税込み550円で、限定醸造のため在庫がなくなり次第販売終了となります。もち麦のフルーティーな香りと遠野のホップの深い味わいを楽しめる特別なクラフトビール、この機会にぜひ味わってみてください。
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