コロナ禍にあって一躍その名が知れわたるところとなった妖怪「アマビエ」。
「アマビエ」の姿として紹介されることの多い、江戸時代の瓦版に描かれた「アマビエ」(京都大学附属図書館所蔵)が兵庫県立歴史博物館(姫路市)で展示中。
7月にはいって新型コロナウイルス感染の報がじわじわと増える中、収束を願うのもアリ。
興味深いところではドラクエやFFの「スクウェアエニックス」からリヴァイアサンの展示も。
妖怪「アマビエ」
今から約170年前に熊本県の海中に突如、姿を現した半人半魚の妖怪「アマビエ」。豊作を疫病の流行を予言し、「疫病が流行った際には私の写しを見せるように」と言って姿を消したと伝えられています。
新型コロナウイルスが拡大するなかSNSでは漫画家・水木しげるさんが書かれたアマビエがアップロードされ一躍話題に。
肥後の国海中の怪(アマビエの図)
トップ画像:京都大学附属図書館所蔵
特別展「驚異と怪異-モンスターたちは告げる-」
会場:兵庫県立歴史博物館 ギャラリー他
- 所在地: 〒670-0012 兵庫県姫路市本町68
- 電話: 079-288-9011
詳細
会期 | 令和2年(2020)6月23日(火)~8月16日(日) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
観覧料金 | 大人:1,000円 大学生:700円 70歳以上:500円 障がい者:250円・高校生以下は無料です。 ・障がい者1人につき介護者1人は無料 |
展示構成と主な出品資料
展示構成
第Ⅰ部 想像界の生物相
1 水
2 天
3 地
4 驚異の部屋の奥へ
第Ⅱ部 想像界の変相
1 見る
2 知る
3 創る
主な展示資料
- 人魚のミイラ(ライデン国立民族学博物館蔵)
- 肥後国海中の怪(アマビエの図)(京都大学附属図書館蔵)
- アルドロヴァンディ著『怪物誌』(国立民族学博物館蔵)
- カズウィーニー著『被造物の驚異』(国立民族学博物館蔵)
- イッカククジラの牙(国立民族学博物館蔵)
- 河童の頭(明石市立文化博物館蔵)
- 淡路人形 九尾の狐(兵庫県立歴史博物館蔵)
- 件の剥製(個人蔵) ※姫路展のみの出品
- 無支祈図(個人蔵)
※姫路展のみの出品、孫悟空のモデルとなった怪物「無支祈」を描いた絵、初公開 - ドラゴン骨格標本(江本創氏制作)
- 「異類の行進」(五十嵐大介氏画)
- リヴァイアサン模型(スクウェアエニックス蔵)
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